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第二次世界大戦の発火点 独ソ対ポーランドの死闘 朝日文庫
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第二次世界大戦の発火点 独ソ対ポーランドの死闘 朝日文庫

山崎雅弘(著者)

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第二次世界大戦の発火点 独ソ対ポーランドの死闘 朝日文庫

1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2024/02/07
JAN 9784022620927

第二次世界大戦の発火点

¥1,320

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2024/03/28

 「ポーランドの歴史を知らずして第二次世界大戦を語るべからず」って本当のことです。私たち日本人は第二次世界大戦の勃発については、太平洋戦争ばかりに目がいっていて、ヨーロッパで始まった大戦の経緯についてはあまり知らないのだと思います。ヒトラーというおかしなオッサンがいて、ユダヤ人を...

 「ポーランドの歴史を知らずして第二次世界大戦を語るべからず」って本当のことです。私たち日本人は第二次世界大戦の勃発については、太平洋戦争ばかりに目がいっていて、ヨーロッパで始まった大戦の経緯についてはあまり知らないのだと思います。ヒトラーというおかしなオッサンがいて、ユダヤ人を虐殺しまくるという異常さについて、あまりに異常なので思考停止してしまうのです。  でもよく考えるとなんでアウシュビッツってドイツではなくポーランドにあるの?ドイツ内のユダヤ人よりもポーランド内のユダヤ人が大量に殺されているのはなぜ?ヨーロッパ中のユダヤ人600万人が殺されたが、そのうち約半分はユダヤ系ポーランド人だった(270万人)と言われていますが、なぜ戦争している最中にそんなことをする必要があるのかわかりませんでした。これをヒトラーの狂気で片付けていいのか?    この本でポーランドの歴史を学ぶと、大国の狭間で小国の運命は木の葉のように渦に巻き込まれてどうしようもないことがわかります。第二次世界大戦で最も多くの犠牲者を出して戦ったのに、ドイツが負けても親ソ連派が重用されレジスタンスした愛国者は虐殺の対象なのです。今度のロシアのウクライナ侵攻に際して、ポーランド政府が268万人ものウクライナ難民を受け入れ、24.2億ユーロの援助を行っているのはどうしてなのか、この本を読んでわかりました。

Posted by ブクログ