たべてみて！ フリーダ・キャプランがひろげた食のせかい

福本由紀子(訳者), マーラ・ロックリフ(文), ジゼル・ポター(絵)

• 販売会社／発売会社: BL出版
• 発売年月日: 2024/01/26
• JAN: 9784776411130

商品レビュー

2024/07/31

https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11574852

2024/06/12

子ども達とよく話をしてるんだけど、今まで食べてこなかった物を最初に食べた人って凄いよね。
この方は完全未知のものを食べた訳ではないけれど、一般流通していない珍しい物を色々食べて世に出した人で。
食べたことのない物をどんどん食べてみる勇気に脱帽。

2024/03/20

ページをめくるたびに市場に色がついていき、絵に活気が生まれていく。ずらり並べられた果物や野菜の姿に心が躍った。それをひとつひとつよく見ると、つぶつぶ、けばけば、ぎざぎざしていて、愛しくなる。この絵本には、いまではおなじみになったけどかつては珍しかった、キウイフルーツ、マッシュルームなどの青果をアメリカで広めた女性、フリーダ・キャプランの半生が描かれている。フリーダがこれは流行る！と感じると、ある場所がビビッとくる。そうした「当たり」に出会うたび、フリーダは市場に仕入れに来た人たちにおすすめした。ことわられてもめげない。どんどんアイデアを思いつき、みんなを説得する。フリーダのおかげで今ではスーパーに並ぶ青果は800種類になった。どうしてここまでがんばれたのか？それはおいしい物をみんなとわかちあいたい思いからだ。そのおかげで、わたしたちはいろいろな野菜や果物を選べる。やっばり、選べる豊かさは大事にしたい。