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はじめての虚数 役に立ち、美しい
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はじめての虚数 役に立ち、美しい

蔵本貴文(著者)

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はじめての虚数 役に立ち、美しい

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ベレ出版
発売年月日 2024/01/27
JAN 9784860647520

はじめての虚数

¥1,980

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2024/05/01

二乗してマイナスになる…高校時代に出会った虚数という存在は、人間の思考の可能性を示す象徴として自分の中に君臨し続けています。多くの科学が観察の説明としての論理として生まれているのに対して、虚数は人間の頭の中で生まれたものとして、まさに形而上的なるものに思えているのです。その後進ん...

二乗してマイナスになる…高校時代に出会った虚数という存在は、人間の思考の可能性を示す象徴として自分の中に君臨し続けています。多くの科学が観察の説明としての論理として生まれているのに対して、虚数は人間の頭の中で生まれたものとして、まさに形而上的なるものに思えているのです。その後進んだ道にも大きく関係しているかもしれません。今は遠く離れた地点にいるのですが、でもNHKの「笑わない数学」の虚数の回の録画は視聴後も消せなかったりしています。「役に立ち、美しいはじめての虚数」…決して「はじめての」ではないのですが、「役に立ち、美しい」という言葉とピンクの表紙に惹かれて本書を手に取りました。数学者ではなくエンジニアが書いた虚数という切り口は「はじめて」でした。数学の神秘に引き込まれるというより実務家として虚数の使い方をどんどん展開していく流れが新鮮でした。「役に立ち」という部分の有効性が「美しい」のです。ひさびさにフーリエ級数、フーリエ変換、ラプラス変換に出会い、なかなか理解出来なくなっていることを確認して、「思えば遠くに来たもんだ」読書でもありました。

Posted by ブクログ

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