商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2024/01/29 |
JAN | 9784309631745 |
- 書籍
- 新書
イスラームから見た西洋哲学
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イスラームから見た西洋哲学
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プラトン 人間の本質は人間のイデア=「存在」 アリストテレス イデア=物質に内在するもの 存在の原因となる「不動の動者」=イスラムでは アッラー (ギリシャ:多神教) 教会:世界最古のかつ最大の官僚機構 皇帝/国家と教皇/教会の権力闘争 イギリス 経験論 憲法がない...
プラトン 人間の本質は人間のイデア=「存在」 アリストテレス イデア=物質に内在するもの 存在の原因となる「不動の動者」=イスラムでは アッラー (ギリシャ:多神教) 教会:世界最古のかつ最大の官僚機構 皇帝/国家と教皇/教会の権力闘争 イギリス 経験論 憲法がない 社会契約=人権 西洋支配の二分法 キリスト教/異教徒 →三分法へ 西洋文明国/半文明国(オスマン/中/日)/植民地 イスラーム 国家という法人概念はない 義務はあるが権利はない 神=イラーフ 崇拝されるもの 人間は必ず何かに隷属、自由人は欲望の奴隷 無神論のマルクス(共産)主義 ↔ 資本主義 唯物論 精神も物の産物 イスラームとの共通点 1.偶像を否定 虚偽 国家と貨幣 2.終末論 イスラム経済の原理 アドル(正義) 疑わしいのもを受け取らない 利子の禁止 相互満足 イスラーム法 人間の内面に干渉しない フロイトのエロス 性から生へ 有益=善、有害=悪 相対主義、功利主義 スンナ派 神は全てを命じることがっできるが 神は善しか命じない シーア派 哲学者 善悪は事物の客観的な本姓、神は善しか命じない 服従か不服従かが重要 善悪は二義的なもの 近代科学=アラビア科学の実験+ギリシャ科学の論証
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イスラーム思想の歴史的推移を追いながら、西欧哲学思想を対置して紹介してゆくエッセイ。 もともとこちらにイスラーム思想自体の知識が少ないので、西欧哲学を対置してもそういうものなのか、という理解しかできないのだが、筆者のアピール(アジテーション?)によれば西欧的な人権・自由思想の究極...
イスラーム思想の歴史的推移を追いながら、西欧哲学思想を対置して紹介してゆくエッセイ。 もともとこちらにイスラーム思想自体の知識が少ないので、西欧哲学を対置してもそういうものなのか、という理解しかできないのだが、筆者のアピール(アジテーション?)によれば西欧的な人権・自由思想の究極として現れるニヒリズムを克服するのがイスラームであると説く。ニヒリズムの議論についても終章で足早に通り過ぎるのみであり、ニヒリズムに対してイスラームの優越性(超越性?)があるという議論についても十分な議論には到らず。また、たとえばタリバンに対する積極的評価もあるが、イスラーム原理主義などの位置づけについては言及されていない。まさかそれまですべて無価値であると断ずるものではなかろう。 企画と紙数の都合もあるだろうが、基礎的なイスラーム思想のアウトラインや哲学者・著作の紹介を行うか、後半における現代世界におけるイスラーム思想の価値を論じるかのいずれかに絞るか、あるいはそれぞれ独立した著作として読みたいものである。 以下気になるポイント ・イスラーム法哲学とケルゼンなどの近代法哲学の比較。p.194 ・ロダンソン「イスラームと資本主義」(岩波書店)p.126 ・バーキル・サドル「イスラーム経済論」(未知谷)p.143
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1781239144448135426?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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