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母親病 新潮文庫
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母親病 新潮文庫

森美樹(著者)

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母親病 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2024/01/29
JAN 9784101211930

商品レビュー

3

5件のお客様レビュー

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2024/10/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

母親がテーマというよりは、性的欲求が異常に強くこだわりがある女性たちの話でした。アイデンティティの拠り所をそこに置いているような感じで、かなり謎ファンタジー。 それとも私のような考え方がファンタジーで一般的には本書に登場する女性が主流なのか、と思うとますます不思議に思えてくる一冊でした。 毒草を摂取するに至った経緯の設定はミステリ調で若干おもしろかった。 文体は丁寧で読みやすいですが、場面転換にところどころついていけずしばしとまどいました。

Posted by ブクログ

2024/10/18

母親ってなんなんだろう、と考えさせられた。 「家と身なりを整えて、常に子供の自慢でいること」が母の役割と言っていた母親が、一人の女性として老いと性に向き合う感じがすごかった。

Posted by ブクログ

2024/09/28

母親病と聞いて、私が思っているものと違った。 母親病って毒親のことかな?母親と娘との間のトラブルや葛藤かな?って思っていたけれど、違った。 この本に出てくる母である園枝さんの良妻賢母でいようとする気持ちや思いには共感はできなかった。 解説を読んでみて、結婚し、主婦として良妻賢母で...

母親病と聞いて、私が思っているものと違った。 母親病って毒親のことかな?母親と娘との間のトラブルや葛藤かな?って思っていたけれど、違った。 この本に出てくる母である園枝さんの良妻賢母でいようとする気持ちや思いには共感はできなかった。 解説を読んでみて、結婚し、主婦として良妻賢母であろうとも、女性として生きたい、でも行き場がない。誰かに承認されたいということだった。 園枝さんの承認は性欲を通しての承認だった。 性欲以外にも、趣味や仕事、他にも選択肢があるのにと思いつつ、園枝は性欲の道を選んで、女性として生きたい気持ちが何倍も強かったんだろうなと思った。 母親病の娘、息子たちも、そんな母親病の母に育てられると、当然トラブルや葛藤も起こる。娘、息子たちも、またどこかで「承認」を欲する。 園枝さんが亡くなったのは事故か、自殺か、殺人かは本を読んでからのお楽しみ。

Posted by ブクログ

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