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母子月 神の音に翔ぶ
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母子月 神の音に翔ぶ

麻宮好(著者)

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母子月 神の音に翔ぶ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2024/01/22
JAN 9784093867061

母子月

¥2,200

商品レビュー

4.4

6件のお客様レビュー

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2026/02/05

麻宮好さん初読み。時代小説の新鋭として活躍中とのこと。 時代小説の師匠・みんみんおすすめありがとうございます。 舞台は江戸。公演中の芝居の最中、歌舞伎の女形が毒殺される。 その役者の後を継ぎ、看板役者となった男子が本作の主人公となります。 二代目としての不幸な生い立ち、役者向...

麻宮好さん初読み。時代小説の新鋭として活躍中とのこと。 時代小説の師匠・みんみんおすすめありがとうございます。 舞台は江戸。公演中の芝居の最中、歌舞伎の女形が毒殺される。 その役者の後を継ぎ、看板役者となった男子が本作の主人公となります。 二代目としての不幸な生い立ち、役者向きの容姿、真摯な稽古。 少年時代には、それらは かえって彼の立場を悪くしていました。 歳を重ねて人気も落ちつつある彼の元 彼を疎んでいた少年達が 歳を重ねて 再び芝居小屋に集まり 過去のトラブルを振り返ります。 このあたりが きちんとミステリーに繋がっていきます。 先日「性別越境の歴史学」という企画展を見てきました。江戸の陰間、平安の白拍子など、日本における性別越境の歴史を珍しい資料で追っていました。 異装には、巫女的な役割が認められてきているという事です。 歌舞伎の女形を物語の中心におく、 なかなかのチャレンジです。 みんみん、面白かったです(^_^) 時代物のレビューって難しいね。

Posted by ブクログ

2026/01/16

女形の歌舞伎役者・二代目瀬川路京は人気低迷に足掻いていた。天に授けられた舞の拍子「神の音」が聞こえなくなっていたのだ。路京は座元と帳元の強い勧めもあり、現状打破のため、因縁の演目を打つことに。師匠の初代路京が舞台上で殺され、さらに瀬川家が散り散りになったきっかけの「母子月」だ。...

女形の歌舞伎役者・二代目瀬川路京は人気低迷に足掻いていた。天に授けられた舞の拍子「神の音」が聞こえなくなっていたのだ。路京は座元と帳元の強い勧めもあり、現状打破のため、因縁の演目を打つことに。師匠の初代路京が舞台上で殺され、さらに瀬川家が散り散りになったきっかけの「母子月」だ。子役として自分も出演した因縁の公演を前にして、初代殺しを疑われた者たちが集まってくる。真の下手人は誰なのか?初代はなぜ殺されてしまったのか? 終幕に明かされる真相に涙を流さずにはいられない感動の時代小説。 非常に面白かった♡ 残念ながら歌舞伎に詳しかったら更に良いんだろうなぁ(๑•́ ₃ •̀๑) 美しい容姿と度胸に天賦の才をみた初代は蔭間から七歳の与一を弟子にする。 この時初代には実子の美しい跡取りが! まあちょっとベタな設定ですが全然大丈夫です! 与一に対する兄弟子達の妬みと虐め… 不憫な与一を守る優しい実子の円ちゃん そう!実子の円ちゃんが良い子なの。゚(゚´Д`゚)゚。 物語は与一と初代が殺された当時に与一を見守ってきた人達、与一を妬み虐めていた人達それぞれが現在と過去の回想で進んでいきます。 これが良い!もう泣ける!! 初代の事件の真相も泣ける(ノ_<) この作家さんは「月のうらがわ」という作品で知ったのですが、今作も泣かされました。 主人公の女形瀬川路京や演目は架空設定ですが それ以外は当時の歌舞伎役者や作者が登場するのでGoogle先生に聞きながら完読笑 この作品は歌舞伎好きのおびさんにオススメしたくて先に読んでおきました\(//∇//)

Posted by ブクログ

2025/06/11

著者 麻宮好(あさみや こう)氏、初めて読む作者である。 江戸時代、歌舞伎役者の話。 文中の歌舞伎では、娯楽として、高い人気のあった時である。 芸に身を捧げる為に、日々精進の毎日! 女形の瀬川路京に見出された与一。 そして、実子の円太郎との役者としての才能。 序幕から、何が...

著者 麻宮好(あさみや こう)氏、初めて読む作者である。 江戸時代、歌舞伎役者の話。 文中の歌舞伎では、娯楽として、高い人気のあった時である。 芸に身を捧げる為に、日々精進の毎日! 女形の瀬川路京に見出された与一。 そして、実子の円太郎との役者としての才能。 序幕から、何が、舞台で起こったのか? 引きつける話に、第二幕が、開かれる。 二代目 瀬川路京、人気低迷を以前のように復活する事に、頭を悩ます。 過去と現在の狭間の話が、行き来して、複雑さを感じられる。 第三幕の奈落、第四幕の双面…… 実子であり、二代目は、円太郎だと、誰しもが、考えていたのに、師匠は、我が子で無く、芸達者の与一を主役しようとする。 他の者達から妬みや嫉妬、一番に、円太郎の母親は、主役の座の事知り、怒りと殺意が、心中を悩ます。 師匠も、我が子か、天性の役者根性のある与一か、を選ぶのに葛藤が渦巻く。 序幕で、舞台で、芝居の盃を飲み干し、亡くなったのは、実子の円太郎が犯人であると…… 14歳と言うことで、所払い。 与一は円太郎と共に、役者として精進して稽古していたのが、師匠も亡くなり、円太郎もそばから居なくなってしまう。 一つのこの「母子月」芝居の想いが深く、描かれている。 ホトトギスの口の中の赤さが、異様に感じさせたり、と……… 初代の路京殺しや奈落を開けていた者達が、集まって来るのだが、本当の下手人は誰なのか? 黙って、初代は、毒を飲んだのか? 円太郎の母は、やはり、我が子が、一番可愛い。 どんな芸達者の者よりも…… その思いを、円太郎は、身代わりになり、与一の方が、二代目に相応しいと身を引いたように思われる。 今だったら、2人で、主役を、出来ただろうにと、思わずにいられない。 先日、長島茂雄氏が永眠された。 彼は、二男二女のお子様がいた。 しかし、喪主は、次女であり、長男の一茂氏は、ほとんど、介護に携わらなかったようだ。 いつも、松井秀喜氏が傍にいた。 喪主の次女が、葬儀の時弔辞に、松井選手と私が溺れたら、父は、私でなく、一番に松井氏を、助けるだろうと…… 長島茂雄氏も、野球人生で、極めた一生の中で、一番話相手になり、後継者に相応しい人物が、我が子で無く、松井秀喜氏であるかのように感じた。 そして、この本を読み終えた時、後世に残して行くのには、自分の身の血の繋がりで無く、秀でた腕の持ち主を、選んでいるのかともと、思いながら本を閉じた。

Posted by ブクログ

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