商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ナツメ社 |
発売年月日 | 2024/01/19 |
JAN | 9784816374852 |
- 書籍
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行動経済学 大全
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行動経済学 大全
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
営業、マーケティング、意思決定、マネジメントなど主にビジネス面で活用できる側面から行動経済学を説く。 行動経済学については、以前から興味を感じ、そもそも論や行政、医療などの現場における実践等に関し、これまで何冊かの本を読んできた。 本書はビジネスパーソン向けであり、個人の日常生活...
営業、マーケティング、意思決定、マネジメントなど主にビジネス面で活用できる側面から行動経済学を説く。 行動経済学については、以前から興味を感じ、そもそも論や行政、医療などの現場における実践等に関し、これまで何冊かの本を読んできた。 本書はビジネスパーソン向けであり、個人の日常生活で活かせる要素はあまりない。また、心理面のバイアスや法則の記述が多く、自分が欲しかった「ナッジ」の事例がほとんどなかったのが、残念だった。 新たに認識できた点やどこかで役に立ちそうに感じた事項を箇条書きしておく。 ・人は瞬間的に対応する「速い思考」とじっくり考える「遅い思考」を使い分けている。行動経済学が対象になるのは「速い思考」 ・ビッグデータやAIは行動経済学と相性が非常に良く「ナッジ」に活かしやすい ・みんなと同じものを選ぶ「バンドワゴン効果」と自分は他の人と違っていたい「スノッブ効果」。人は他人の目を意識した相反する心理を持っている。 ・2つを比べて差があると、実際以上に大きな差を感じるという「コントラスト効果」は旧モデルを並べそれと新モデルを対比させるなど、当て馬を立てるような作戦に活用できる。 ・人はある出来事に対して感情が最も高まったとき(ピーク)の印象と最後の印象だけで全体的な印象を判断する(ピーク・エンドの法則) ・人は不安やストレスを感じるとき、手を握られたり、身体接触されると、それらが緩和される。(脳の神経伝達物質、幸せホルモン「オキシトシン」が分泌される) ・人は4パターンの返報性(好意、敵意、譲歩、自己開示)を持っている。自身の行動はブーメランのように返ってくる。 ・人はいちばん初めの情報しか記憶しない。必要な情報は「最初にバンと伝える」のが重要。 ・同じ情報でも伝え方次第で相手に与える印象は変わる(フレーミング効果) ・最初に見せられた数字をもとに人は意思決定する(アンカリング効果) ・人はメンツにこだわり、後になって自分の行動を正当化したがる(回想バイアス) ・思い込みで典型的・代表的なイメージから離れられないと、判断を誤る(代表性ヒューリスティック) ・1人で学ぶより、仲間と切磋琢磨した方が自分を伸ばせる(ピア効果)
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学びの多い1冊だった。 説明だけでなく、実際にビジネスや自分の生き方にどう使っていけるかを教えてくれているのが特に良かった。
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10278182
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