商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | かもがわ出版 |
| 発売年月日 | 2024/01/18 |
| JAN | 9784780313086 |
- 書籍
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非凡の人 三田平凡寺
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非凡の人 三田平凡寺
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商品レビュー
5
2件のお客様レビュー
趣味・蒐集家のグループの中心にいた三田平凡寺の様々な方向から読み解く1冊。三田平凡寺の名を知ったのは山口昌男さんの本だったか。 しかし、様々な人々や集団との関わりが面白い。清親の弟子だったとはね。
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大正から昭和初期にかけて蒐集家たちのコミュニティ「我楽多宗」を率いた奇人三田平凡寺と彼の興した「我楽多宗」についての論考集。 近年、少し再評価されているらしい三田平凡寺。その人物像は平凡寺の娘婿であった雨田光平による評伝「明鏡止水」をはじめ、斎藤昌三や最近だと山口昌男、荒俣宏ら...
大正から昭和初期にかけて蒐集家たちのコミュニティ「我楽多宗」を率いた奇人三田平凡寺と彼の興した「我楽多宗」についての論考集。 近年、少し再評価されているらしい三田平凡寺。その人物像は平凡寺の娘婿であった雨田光平による評伝「明鏡止水」をはじめ、斎藤昌三や最近だと山口昌男、荒俣宏らの仕事を通じてある程度は知ることが出来るけど、三田平凡寺の奇人ぶりはともかく、「我楽多宗」での活動については正直あまりピンとこないものがあった。 本書では評伝的な部分も押さえつつも「我楽多宗」の活動にも重きを置く内容で、当時「我楽多宗」に参加していた外国人たちを通しての神智学との関連や、柳宗悦の民藝運動との対比などいろいろ興味深い話題が多い。 荒俣宏や平凡寺の孫である夏目房之介の云う、江戸期の趣味人の系譜としての三田平凡寺という捉え方は腑に落ちるもがある。
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