商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2024/01/11 |
JAN | 9784488025687 |
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3.9
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駒子シリーズ4作目。うちには(白い)犬がいるのでエピローグとプロローグ含めゼロ、1(前編・中編・後編)と最初から最後までずっと犬の話で嬉しい。ただ、犬の命についてや人への接し方についてかなり憤り感じる人間も出てくるので悲しさもあった。駒子には最初の方でピンときた!相変わらずで楽し...
駒子シリーズ4作目。うちには(白い)犬がいるのでエピローグとプロローグ含めゼロ、1(前編・中編・後編)と最初から最後までずっと犬の話で嬉しい。ただ、犬の命についてや人への接し方についてかなり憤り感じる人間も出てくるので悲しさもあった。駒子には最初の方でピンときた!相変わらずで楽しい。あったかさに癒され、大事なことに目を向けさせてくれることもたくさんあった。ゼロとワンの大切な存在を守ろうとする勇気と愛情がとても優しい。犬がたまらなく愛しくなる物語、読めてよかった。膝の上でぐっすり寝ている犬を愛でながら。
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「駒子」シリーズの最新作。といっても、二十年ぶりだそうだ。 「ななつのこ」から始まり、「スペース」までの過去作。そういえば、ン十年前に読んだはずだが、あまりよく覚えていない。ということで、図書館に走ったのだが、手に入ったのは「魔法飛行」のみ。 今作は、「駒子」シリーズを読んで...
「駒子」シリーズの最新作。といっても、二十年ぶりだそうだ。 「ななつのこ」から始まり、「スペース」までの過去作。そういえば、ン十年前に読んだはずだが、あまりよく覚えていない。ということで、図書館に走ったのだが、手に入ったのは「魔法飛行」のみ。 今作は、「駒子」シリーズを読んでなくても、十分楽しめるものだと思う。 最近、大山淳子さんの「犬小屋アットホーム!」を読んで、犬と人とのつながりにうるうるしたばかりだから、すぐに、この作品にも入り込んでしまった。 この家族にやってきた子犬のゼロ、そして、今は亡き先輩犬のワンが示す、人に対する無償の愛。 これだけでも、もう、心があたたまりそうな気がする。そして、同じくらい、胸が痛くもなる。 それだけではなく、謎もあり、ほんの少しの悪意や、やるせなさもありで、ほんわかミステリーだけには終わらない。 やっぱり、「駒子」の世界だった。
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1992年に出版された『ななつのこ』のゆるやかな続編。ある家族が野犬の子として生まれた黒犬と出会い、飼うことになるまでの経緯と、黒犬ワン(ONE)と過ごした日々のこと、そしてワンが家族になるのと時を同じくして生まれた妹が成長して飼い始めた自分のわんこゼロとの日々のこと。家族の関係...
1992年に出版された『ななつのこ』のゆるやかな続編。ある家族が野犬の子として生まれた黒犬と出会い、飼うことになるまでの経緯と、黒犬ワン(ONE)と過ごした日々のこと、そしてワンが家族になるのと時を同じくして生まれた妹が成長して飼い始めた自分のわんこゼロとの日々のこと。家族の関係もとても良く、生き物に対する考え方にも接し方にも好感が持てる。だからこその犬たちとの気持ちの通い合いがあるのだろう。どのエピソードにも胸が熱くなる。
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