商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2024/02/02 |
JAN | 9784198657659 |
- 書籍
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水脈
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水脈
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商品レビュー
3.4
26件のお客様レビュー
特殊詐欺を題材にした社会派ミステリー。 地下水路の暗渠を通って流れ着いたものと思われる遺体が発見された事件を追う。 宮下刑事と真壁刑事は伊岡さん作品でお馴染み。(順番はあまり気にしなくても大丈夫だと思います) 警察庁審議官の姪という女子大学院生を捜査に同行させることになった二人...
特殊詐欺を題材にした社会派ミステリー。 地下水路の暗渠を通って流れ着いたものと思われる遺体が発見された事件を追う。 宮下刑事と真壁刑事は伊岡さん作品でお馴染み。(順番はあまり気にしなくても大丈夫だと思います) 警察庁審議官の姪という女子大学院生を捜査に同行させることになった二人。 被害者は大学生で残虐な暴行を受けた後に殺害され遺棄されたことが判明し、捜査を進めていきます。 一方で、ある一人暮らしの高齢女性の日常に変化が起こる様子が並行して描かれます。 だんだん繋がりが見えてきて予想はつくのですが、終盤はかなり駆け足でバタバタ終わったような感じでした。唐突な印象だし心情を知りたい人がいたし若干モヤモヤします。 個人的に土地勘がある地域だったので頭の中でイメージしやすく、興味津々で読んでいただけにちょっと残念。 闇バイトの恐ろしさ、何の罪もない人を狙った犯罪の理不尽さにはやりきれない思いが残ります。 警察組織の隠蔽なども暴かれ、なぜ特殊詐欺グループの犯罪があとを絶たないのか、現代社会の闇が浮き彫りになる作品でした。
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最後の最後の数行だけホッコリしたけとその他はなんとも言えないかんじ DVから逃げてるように見える可哀想な母子を助けたのに、それが強盗の仲間だったって怖すぎるし悲しすぎる なんだよそれ 可哀想すぎる 公安とやらは本当に存在してやっぱり秘密の機関なのかしら? 闇深いな~と マンホールの中とか怖すぎる 朝乃さんが不憫すぎる 犯人はなんかぽっと出というかなんというか、、、
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増水した水路から遺体が発見され、暗渠から流れ着いたらしいのだが、遺棄地点の特定に難航する捜査陣。所轄刑事の主人公は、大学院の研究のため、捜査に同行している警視庁幹部の親戚のお供をしている捜査1課の遊軍刑事とともに調査を始めるが・・・ 捜査の章と並行して語られる、ある女性のエピソード。時間軸をずらすことで、事件の謎が解明したときの爽快感は増しているなとは思いますが、不幸な未来が見えているのに、そこに至ってしまうのが辛いところ。 あと、犯人の登場の唐突感もありますね。矛盾はないのですが。 このまま主人公の2人を「相棒」にはめ込んでもドラマにできそうです。
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