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恋愛論 乙女の本棚
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恋愛論 乙女の本棚

坂口安吾(著者), しきみ(イラスト)

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恋愛論 乙女の本棚

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 立東舎
発売年月日 2023/12/15
JAN 9784845639533

商品レビュー

3.7

25件のお客様レビュー

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2026/08/08

⭐️『恋愛論』  安吾は冷静に淡々と恋愛について語る。 「人生においては、詩を愛するよりも、現実を愛すことから始めなければならぬ」 「人は恋愛によっても、みたされることはないのである」 「そのくせ、恋なしに、人生はなりたたぬ」 「恋愛は、人生の花。いかに退屈であろうとも、この外...

⭐️『恋愛論』  安吾は冷静に淡々と恋愛について語る。 「人生においては、詩を愛するよりも、現実を愛すことから始めなければならぬ」 「人は恋愛によっても、みたされることはないのである」 「そのくせ、恋なしに、人生はなりたたぬ」 「恋愛は、人生の花。いかに退屈であろうとも、この外に花はない」激しく同意する! 一生をかけて探し続けるものなのだ。?? #再読 #坂口安吾 #しきみ

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2026/07/28

啓光図書室の貸出状況が確認できます 図書館OPACへ⇒https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50392569 他校地の本の取り寄せも可能です

Posted by ブクログ

2025/11/30

2025/11/30 p.24  A君とB子が恋をした。二人は各々ねむられぬ。別れたあとでは死ぬほど苦しい。手紙を書く、泣きぬれる。そこまでは、二人の親もそのまた先祖も、孫も子孫も変わりがないから、文句はいらぬ。しかし、これほど恋しあう御両人も、二三年後には御多分にもれず、つかみ...

2025/11/30 p.24  A君とB子が恋をした。二人は各々ねむられぬ。別れたあとでは死ぬほど苦しい。手紙を書く、泣きぬれる。そこまでは、二人の親もそのまた先祖も、孫も子孫も変わりがないから、文句はいらぬ。しかし、これほど恋しあう御両人も、二三年後には御多分にもれず、つかみあいの喧嘩もやるし、別の面影を胸に宿したりするのである。何かよい方法はないものかと考える。  しかし、大概そこまでは考えない。そしてA君とB子は結婚する。はたして、例外なく倦怠し、仇心も起きてくる。そこで、どうすべきかと考える。  その解答を私にだせといっても、無理だ。私は知らない。私自身が、私自身だけの解答を探しつづいているにすぎないのだから。  私は妻ある男が、良人ある女が、恋をしてはいけないとは考えていない。  人は捨てられた一方に同情して、捨てた一方を憎むけれども、捨てなければ捨てないために、捨てられた方と同価の苦痛を忍ばねばならないので、なべて失恋と得恋は苦痛において同価のものだと私は考えている。  私はいったいに同情はすきではない。同情して恋をあきらめるなどというのは、第一、暗くて、私はいやだ。  私は弱者よりも、強者を選ぶ。積極的な生き方を選ぶ。この道が実際は苦難の道なのである。なぜなら、弱者の道はわかりきっている。暗いけれども、無難で、精神の大きな格闘が不要なのだ。  しかしながら、いかなる真理も決して万人のものではないのである。人はおのおの個性が異なり、その環境、その周囲との関係が常に独自なものなのだから。

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