![道長ものがたり 「我が世の望月」とは何だったのか 朝日選書1039](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/002020/0020203862LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2023/12/11 |
JAN | 9784022631299 |
- 書籍
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道長ものがたり
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道長ものがたり
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商品レビュー
4
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※このレビューにはネタバレを含みます
大河ドラマ『光る君へ』の復習と予習を兼ねて。 ドラマの俳優さんを重ねて読むのでスイスイ読めた。 平安時代を代表する権力者・藤原道長の生涯を、順を追って読むことにより道長の本心を探る物語。 今まで断片的に知っていたことを、こうやって順序立てて読むのは初めてかも。 一家の末っ子ゆえ周囲から全く期待されていなかった(自分自身さえも期待していない)のに、棚から牡丹餅的に都の頂点に立った道長。 頂点に立つ岐路は幾つもあった。その一つ目はなんと言っても倫子を正妻に迎えたこと。大河ドラマでも賢い女性像で描かれているけれど、まさにこの正妻の力量あってこそ。お陰で棚から落ちてきた牡丹餅も上手いタイミングで受け止めることができた。 けれど全てが順調で怖いもの無しと思われた道長も、生涯に渡り病や精神的ストレス、罪悪感、孤独等様々な苦痛を強いられていたことに驚いた。栄華の輝かしい光と対極にある暗くて深い闇。昔も今も頂点に立つ人は大変だ。 道長の代表的な和歌「此の世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたる事も 無しと思へば」 政界の頂点に立ち我が世の春と浮かれた和歌と思われがちなこの和歌の裏で、怨霊に怯え病に苦しみ、身内の不幸に泣く、道長の人間らしい人となりが分かって、大河ドラマ『光る君へ』の後半戦がますます楽しみになってきた。柄本佑さんならきっと魅力的に演じてくれると信じてます。
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大河ドラマはまだまだ事件が起こることがわかりました。何人も亡くなるが、何人も生まれ、姻戚関係が広がり巨大ファミリーが築かれるも、ファミリーの幸せと、疫病、怨霊に恐れ慄きながら生きていく様がドラマの見所でしょうか。「小右記」を記した実資、「権記」を記した行成が道長の観察眼に優れてい...
大河ドラマはまだまだ事件が起こることがわかりました。何人も亡くなるが、何人も生まれ、姻戚関係が広がり巨大ファミリーが築かれるも、ファミリーの幸せと、疫病、怨霊に恐れ慄きながら生きていく様がドラマの見所でしょうか。「小右記」を記した実資、「権記」を記した行成が道長の観察眼に優れているようでドラマで活躍してほしいです。
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道長といえば、日本史で必ず教えられる「この世をば〜」、平安朝で栄華を極めた最高権力者。 実は、若い時から栄華が約束されていたわけではなく、いろんな意味で「幸い」人だったこと、そのために、心身がすぐれない時も多々あったことを知りました。 1000年前の人も、いろいろあるのね、 なる...
道長といえば、日本史で必ず教えられる「この世をば〜」、平安朝で栄華を極めた最高権力者。 実は、若い時から栄華が約束されていたわけではなく、いろんな意味で「幸い」人だったこと、そのために、心身がすぐれない時も多々あったことを知りました。 1000年前の人も、いろいろあるのね、 なるほど、なるほど。
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