商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2023/12/06 |
JAN | 9784167921477 |
- 書籍
- 文庫
曙光を旅する
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曙光を旅する
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
Ⅳ部からなる、著者晩年の歴史紀行。 Ⅰ部の「西国を歩く」は、司馬遼太郎の『街道をゆく』を意識していたそうだ。それぞれの地に関係ある人物の足跡を訪ね、単元ごとに人物あるいは出来事の解説が編集者によって記されており、著者の関連する小説も紹介されている。 Ⅱ部以降では、石牟礼道子氏や松...
Ⅳ部からなる、著者晩年の歴史紀行。 Ⅰ部の「西国を歩く」は、司馬遼太郎の『街道をゆく』を意識していたそうだ。それぞれの地に関係ある人物の足跡を訪ね、単元ごとに人物あるいは出来事の解説が編集者によって記されており、著者の関連する小説も紹介されている。 Ⅱ部以降では、石牟礼道子氏や松下竜一氏に触れ、筑豊や水俣など九州人ならではの思いが語られる。 葉室涼子氏による「父と旅」というエッセイも掲載され、巻末には著作一覧が年代別に掲げられて参考になるし、ファンにとっては見逃せない一冊といえよう。
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2023/12/30 読了 蜩ノ記を読んだ時にも思ったけど、とても暖かい物語を書く方だなと思った。 人の良さが現れてるというのは、葉室さんのような方を言うんだなぁ、、としみじみ。 すでに亡くなっておられることを知らず、とても残念。
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葉室作品のファンで九州出身の人間からすると、葉室さんが九州各地の埋もれた歴史をわかりやすく耳元で語ってくれる、そんな読後感をもつ本である。 また、自分に残された時間の中で、文章の力を信じ、「書くことがすべて」と表現することをやめなかった葉室のさんの生き様を感じることができる。
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