1,800円以上の注文で送料無料

婚礼 ポーランド文学古典叢書11
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

婚礼 ポーランド文学古典叢書11

スタニスワフ・ヴィスピャンスキ(著者), 津田晃岐(訳者)

追加する に追加する

婚礼 ポーランド文学古典叢書11

2,750

獲得ポイント25P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 未知谷
発売年月日 2023/11/29
JAN 9784896427110

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/04/26

入手に苦労した一冊。 ポーランドの歴史も文学も詳しくないので、親切な注釈&解題と、本文とのあいだを反復横とびしながら読んだ。 方言で話す田舎の有力者一家と、知識人であるのを自負して喋る都会のインテリ青年たちとの連続した結婚の3例目。 その婚礼の1日を描いた、オムニバスぽ...

入手に苦労した一冊。 ポーランドの歴史も文学も詳しくないので、親切な注釈&解題と、本文とのあいだを反復横とびしながら読んだ。 方言で話す田舎の有力者一家と、知識人であるのを自負して喋る都会のインテリ青年たちとの連続した結婚の3例目。 その婚礼の1日を描いた、オムニバスぽさのある戯曲。 ポーランドという国の苦しい歴史、近代化にもまれるポーランド人の愛国の意志を常に読ませる作品。 ポーランドにとっての、ユダヤ人とは?ウクライナとは?過去の英雄たちとは?とハテナが多い中なんとか読んだ。 よく練られた文章、ポエティックな会話は楽しめた。 もともと本書は、農民の言葉が福井弁で書かれている、とネットでみかけて気になったので探してみたのだが、訳者の解説をみると、、、なんだ富山弁だったのか。どおりでちょっと名古屋寄り。 そして金沢弁ぽいなーとも思っていたら訳者は金沢の方だった。なるほどねー。 本の装丁も、見返しのシダ模様も美しく、中味も大変凝った一冊だけど、非常に専門的だと思いました。 これを上演することは、日本ではまず無いよなあ…。 それにしてもさあ、なぜ、なぜ、なぜ、家系図を載せてくれなかったの、と思います…。ねえなぜ。 わらぼっちというキャラは、ハウルの動く城を思い出しちゃったよ。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品