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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 春陽堂書店 |
発売年月日 | 2023/12/05 |
JAN | 9784394904670 |
- 書籍
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入門 山頭火
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入門 山頭火
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商品レビュー
3.9
17件のお客様レビュー
町田節が面白くって前半あっというまだったのに後半すごく時間かかってしまったのは種田山頭火があまりにもどうしようもなく……そのどうしようもなさに人間みと愛おしみを覚えられる町田康という人の優しさまで感じてしまうくらいにはどうしようもなく。行乞して酒飲んで言い訳めいた句作して、の無...
町田節が面白くって前半あっというまだったのに後半すごく時間かかってしまったのは種田山頭火があまりにもどうしようもなく……そのどうしようもなさに人間みと愛おしみを覚えられる町田康という人の優しさまで感じてしまうくらいにはどうしようもなく。行乞して酒飲んで言い訳めいた句作して、の無限ループに飽きてしまった。 でも、かといって山頭火をどうしよもないアル中の夢追い男! と簡単に切り捨てられない私も誕生していて、てことはちゃんと町田康を通して種田山頭火を理解できたってことなのかもしれないけど。分け入っても分け入っても青い山。うん、頭に浮かんでくる風景がもうひらぺったくないもんな。
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分け入つても分けいつても青い山 の句と前書きから山頭火を読んでいく。 町田康の文章の矛盾の描き方が滅茶苦茶すきだ。 矛盾が煮詰まって煮詰まって主人公が自分自身というものに疲れ切る。その後の現実世界のやりとりのパキッとした場面。癖になる…。 私へ:政治的な立ち位置などはあまり...
分け入つても分けいつても青い山 の句と前書きから山頭火を読んでいく。 町田康の文章の矛盾の描き方が滅茶苦茶すきだ。 矛盾が煮詰まって煮詰まって主人公が自分自身というものに疲れ切る。その後の現実世界のやりとりのパキッとした場面。癖になる…。 私へ:政治的な立ち位置などはあまり描かれていなかったので釣られて他の本を読むときは注意したほうがいいかもしれない。思った感じと違うと思われる。
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詩人や歌人というのは、文学をやる人たちの中でも、一番不器用で不細工な人が多いような気がする。町田康氏が自身とも重ね合わせながら、時に軽妙に噛み砕いて吐き戻していく様子が、オモロい。
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