商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2023/11/30 |
| JAN | 9784488011284 |
- 書籍
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呪いを解く者
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呪いを解く者
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商品レビュー
4.2
11件のお客様レビュー
フランシス・ハーディングの過去作品だと主人公が女の子だったがここに来て初めての男の子!そしてその相棒はフランシス・ハーディングお得意のダウナーめ女の子でハーディング作品が好きな人にはとにかく刺さるファンタジーだった。ガラスの顔がいけた人はおそらくこれもいけるが、ガラスの顔がキツか...
フランシス・ハーディングの過去作品だと主人公が女の子だったがここに来て初めての男の子!そしてその相棒はフランシス・ハーディングお得意のダウナーめ女の子でハーディング作品が好きな人にはとにかく刺さるファンタジーだった。ガラスの顔がいけた人はおそらくこれもいけるが、ガラスの顔がキツかった人はおそらくこれもキツいと思う。
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子供の頃は読んでいたファンタジー、北欧東欧物が中心に。 何故か、大人に、お婆さんになるにつれ、「バカらしさ」という嫌らしい思考が邪魔をし読めなくなった。 ところが、ハーディングの「嘘の木」との出会いは、黒歴史を塗り替えてしまった! その彼女の、日本上陸5作目。大作である。読了に...
子供の頃は読んでいたファンタジー、北欧東欧物が中心に。 何故か、大人に、お婆さんになるにつれ、「バカらしさ」という嫌らしい思考が邪魔をし読めなくなった。 ところが、ハーディングの「嘘の木」との出会いは、黒歴史を塗り替えてしまった! その彼女の、日本上陸5作目。大作である。読了に1週間かけて、ようやくといった感で原野に辿り着けたといった感。 装丁の雰囲気が、筋について行けなくなりそうな時 ふらつく私を引きずり続けてくれた・・そして少年少女たちの熱い勇気と魂の応援も。 どこからこんなに次々と‥って思うほど生み出すハーディングの創作脳。 コロナ時期の鬱屈した時間に書かれたというが ハーディングは「歯磨きのチューブを絞り出すように」執筆をつづけたとあるが・・読者の期待を裏切らなかった・・いやそれ以上のものを感じ、与えてくれた。 原野のイメージを「Spainカナリア諸島にあるガラホナイの森」から受けたとあるので 後でゆーっくり検索、世界観を泳いでみなきゃ。 ほどき屋ケレンと 時には言い争いしつつも頑張って旅をしてきたネトル。彼女の兄弟は「カモメのままでいたがるヤニック」をはじめアンデルセンの「野の白鳥」からイメージを貰ったとあるので、これも要検索。 時代も舞台もファンタジーの世界というだけに宙に浮かんでいるような社会、世界の話。 しかし契約を守るかを見張る書記係、人間の片目を授けることで絆を結ぶ沼の馬、乗り手の沼の馬人、ほか踊り星、沼の呪い女、石を呑み続けて石になっていく女、スパイク。。。小さな生き物クモをはじめ次々と現れる呪い、難題に翻弄されて行くストーリーは壮大。 サイドストーリーがいくつか作れそうな多彩ぶり。 その後、どうなったかも知りたいしね。 呪い、呪われる2者対立を取りつつも、好んで呪う訳じゃなく、運命でそうなったモノ、因果応報でなったモノ、やむを得ず身を落としたものなど描かれ方も多彩。 社会的組織 政務庁と救済団の存在はちょっと笑えなくもない。 読んで、あなたは何を感じますか・・世界って・人生って‥物事の黒白が鉈でスパッと切れるものではない事だけは確実に理解できたのではないかと思えました。
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ラディスという国を舞台にした異世界ファンタジー。"原野"に住むクモに似た"小さい仲間"は人間に"呪いの力"を授けることができる。呪われた人間は別のものに変えられてしまう。15歳の少女ネトルは継母の呪いを受け、サギに変えら...
ラディスという国を舞台にした異世界ファンタジー。"原野"に住むクモに似た"小さい仲間"は人間に"呪いの力"を授けることができる。呪われた人間は別のものに変えられてしまう。15歳の少女ネトルは継母の呪いを受け、サギに変えられていた過去をもつ。ネトルの呪いを解いた15歳の少年ケレンは"ほどき屋"だ。二人は行動を共にするうちに呪い人を集めた"救済団"という組織の仕組んだ陰謀の渦中に巻き込まれていく…。 二人は呪いに潜む謎を探るうちに、呪いを生むような社会の仕組みに違和感をおぼえ、呪い人にならざるを得なかった人々の弱さと事情に目を向けるようになっていきます。常に自己を肯定し、呪い人を追い詰める事だけを考えて行動していたケレン。自身が呪われていた過去をもち、呪われた人を救済することに注力していたネトル。二人ともそれまで気付けなかった事に目を向けるようになる。そんな所に、少年と少女の成長物語が隠されています。 本書の発表は2022年。「影を呑んだ少女」の次の作品にあたります。作品としては「ガラスの顔」以来のハイ•ファンタジー。この作者独自の世界観に彩られた異世界の描写は唯一無二で、入り込むのにちょっと時間がかかるのが玉に瑕。ですが、緻密に構築されたストーリーに破綻はなく、きちんと収拾がつくのは見事です。 なお、2023年に新作が発表されているそうなので、期待して待ちます。
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