人形からとどいた手紙 ベルリンのカフカ

野坂悦子(訳者), ラリッサ・トゥーリー(文), レベッカ・グリーン(絵)

• 販売会社／発売会社: 化学同人
• 発売年月日: 2023/11/28
• JAN: 9784759822458

商品レビュー

2024/10/10

作家カフカと女の子のお話
ある日カフカは人形をなくした女の子に、人形は旅に出て、君宛の手紙を預かっていると伝えます

読み聞かせ時間は本編9分ちょっと
作者あとがきまで、12分ちょっと
カフカについてまで15分半でした

2024/01/27

カフカと恋人のドーラが公園を散歩していると、人形を無くして泣いている女の子に出会いました

カフカは女の子に
人形のスープシーは旅に出たんだよ、私は人形の手紙をあずかる郵便屋でね、明日には手紙を届けるよ

女の子とスープシーの手紙のやり取りが始まります

○ドーラのカフカの思い出を絵本にしたもの
○最後の手紙だけは著者の創作

2024/01/22

あの、フランツカフカのお話だとは思わず。レベッカ•グリーンの絵が好きなので表紙で絵本を選び、読んであのカフカかっ！とカフカについてググってみる。不条理な事を書く人。カフカ的状況とは、あり得ないと思った時に使う。なるほど、、、有名作「変身」読んでみよう。
絵本からは、とても優しいおじさんだなーと。子供にとったらこんな人いたら心が救われる。言葉の一つ一つが、グッとくるフレーズが、素直な心にスッと入り込む。人の事を忘れないと言う表現が、「木から落ちたリンゴだって元の木の事をわすれないもの。」今度子供に使ってみよう。ピュアな心になれそう。高学年の子ども達は、嘘つきなおじさん。って思う子もいるんだろーなー。
時にはついてもいい嘘は必要なんだと、教えてあげたい。