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言語学的ラップの世界
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言語学的ラップの世界

川原繁人(著者), Mummy-D(著者), 晋平太(著者), TKda黒ぶち(著者), しあ(著者)

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言語学的ラップの世界

1,870円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京書籍
発売年月日 2023/11/20
JAN 9784487816880

言語学的ラップの世界

¥1,870

商品レビュー

4.2

22件のお客様レビュー

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2026/09/23

ラップ、とくに日本語ラップのすごさを言語学の見地から紹介している。 ラップに限らず、言語学の本を読んでいて面白いのは、本人が必ずしも自覚せずに使っている言葉が、実は複雑で思いもよらない法則に従っているということだ。私たちは普段、日本語の文法を意識しながら喋ったりはしていない。 ...

ラップ、とくに日本語ラップのすごさを言語学の見地から紹介している。 ラップに限らず、言語学の本を読んでいて面白いのは、本人が必ずしも自覚せずに使っている言葉が、実は複雑で思いもよらない法則に従っているということだ。私たちは普段、日本語の文法を意識しながら喋ったりはしていない。 この本でも、ラッパーたちが自覚的かどうかはさておいて、ラップに込められている技術を言語学的に解説、あるいは発見している。(著者が論文報告しているのだから、まさにそれは発見というべきものだ。) たとえば、韻を踏むというと母音を合わせることだと思われがちだが、日本語ラップでは子音も合わされている。それも、単に同じ子音を使うということではなく(子音も母音も同じだと全く同じ音になってしまう)、「似た子音」を使っている。 この「似た子音」というのは言語学的な解析から分かることだけれど、ラッパーたちがその理論を知っていて作詞したとは考えられないから、感覚的に作られたものが言語学的に裏付けされたということだ。 個人的には、言語学的な内容もさることながら、ラップの解析が研究になってしまうということの方が驚きであり、面白かった。 ラッパーを呼んで講義しているというのも面白い。研究とか講義はこういうものだ、と型に嵌めすぎないで、自由にやっても良いのかもしれないなあ。

Posted by ブクログ

2026/09/08

音韻論のパートは理解が難しいが、一読すると何気なく聞いている日本語ラップが一段深く楽しめるようになる。「あ、今の語尾の字余りは無声化されてるな」みたいな。 その他のパートも、趣きが異なっていて読み応えがある。 何より、自分も持論としていた「ラップは和歌や漢文と同じ言葉を使った表...

音韻論のパートは理解が難しいが、一読すると何気なく聞いている日本語ラップが一段深く楽しめるようになる。「あ、今の語尾の字余りは無声化されてるな」みたいな。 その他のパートも、趣きが異なっていて読み応えがある。 何より、自分も持論としていた「ラップは和歌や漢文と同じ言葉を使った表現、芸術の一つ」ということと同じかことを言っている先生がいて、心強い思い。 ラップが好きだと言うと、「ダジャレじゃないか」「不良がやること」「クスリとかダーティーなイメージで好きじゃない」みたいなネガティブなことを言われることが多かったので、「そうじゃない!」ということを分かってくれてる人に出会ったような、そんな気分。 音韻論をもっと勉強して、日本語ラップがどれくらい高度なことをしているのか理解したい。 最後に、RIP.晋平太。

Posted by ブクログ

2026/04/06

日本語ラップの文化を源流のヒップホップから書いた。 日本語での韻踏みはかなり高度なことをしている部分もあり欧米には負けていない。 川原氏の自伝的な視点の本であった。 ラッパーは感覚だけでなく、言語学的な知識から歌詞を組み立てている。 個人的にはラップに興味がないのでのめり込めなか...

日本語ラップの文化を源流のヒップホップから書いた。 日本語での韻踏みはかなり高度なことをしている部分もあり欧米には負けていない。 川原氏の自伝的な視点の本であった。 ラッパーは感覚だけでなく、言語学的な知識から歌詞を組み立てている。 個人的にはラップに興味がないのでのめり込めなかったが面白かった。

Posted by ブクログ

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