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ぼくが消えないうちに ポプラ文庫
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ぼくが消えないうちに ポプラ文庫

A.F.ハロルド(著者), こだまともこ(訳者), エミリー・グラヴェット(絵)

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ぼくが消えないうちに ポプラ文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2023/11/07
JAN 9784591174012

ぼくが消えないうちに

¥880

商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2024/04/17

図書館で見かけて、ミヒャエル・エンデの『モモ』に雰囲気が似ている気がして借りてみた。 想像力の大切さを描いている共通点以外はモモとだいぶ違う話だったけれど、次の展開が気になって読み進める手を止められなかった。きっとハッピーエンドだろうという安心感もあったし。 読み終えてから気付...

図書館で見かけて、ミヒャエル・エンデの『モモ』に雰囲気が似ている気がして借りてみた。 想像力の大切さを描いている共通点以外はモモとだいぶ違う話だったけれど、次の展開が気になって読み進める手を止められなかった。きっとハッピーエンドだろうという安心感もあったし。 読み終えてから気付いたけれど、映画化もされているの?機会があったら見たい。

Posted by ブクログ

2024/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大人になっても、いつまでも見えないお友達や、いろんな楽しいものに囲まれてたら、なんて楽しくて幸せなんだろう。 ラジャーが消えなくてよかった。 レイゾウコも最後にママと過ごせてよかったね。

Posted by ブクログ

2024/03/07

本を開くとそこには、想像と現実が混合した世界が広がっていた。面白いのは、この物語のほとんどが登場人物である「人間のこども」ではなく、その子どもが造り出した「見えないお友だち(イマジナリーフレンド)」の視点で描かれているということ。 それゆえに、忘れ去られてしまうことへの恐怖や悲し...

本を開くとそこには、想像と現実が混合した世界が広がっていた。面白いのは、この物語のほとんどが登場人物である「人間のこども」ではなく、その子どもが造り出した「見えないお友だち(イマジナリーフレンド)」の視点で描かれているということ。 それゆえに、忘れ去られてしまうことへの恐怖や悲しみが鮮明に描かれている。 大人になるにつれ、忘れ去られていく存在…トイ・ストーリーに登場するおもちゃたちにもつながるものがある。 違うのは、形あるものか否かという点。 トイ・ストーリーでは、おもちゃを幼い子どもに譲り渡すという描写がでてくる。 そして、この物語でも、イマジナリーフレンドが新たに選んだ子どものもとへ行くと、その子どもが望む「お友達」に容姿が変化する描写がでてくる。 一人ひとりの子どもに合った遊び相手になるという点でも共通している。 大人になったら、子どもの頃の想像を忘れてしまうのか。そんなことはないと、この物語は教えてくれる。 忙しい日々に追われ、いつの間にか隅っこに押しやられていた記憶。その懐かしい存在が目の前に不意に現れてくれることを、大人である私たちもどこかで心待ちにしているのかもしれない。

Posted by ブクログ

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