商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 宝島社 |
| 発売年月日 | 2023/11/07 |
| JAN | 9784299048462 |
- 書籍
- 文庫
大江戸妖怪の七不思議
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
大江戸妖怪の七不思議
¥840
在庫あり
商品レビュー
3.5
10件のお客様レビュー
桜咲准教授が、不思議なできごとを民俗学的な解釈から解き明かしていく小説、3作目。今回もいろいろな解釈はできるものの、上手くまとめて、興味深い話が読めました。いろいろな解釈はあれど、その謎が上手く説明された時は、感心します。
Posted by 
河童、小豆あらいと今作は妖怪より。河童の万能薬や宝の井戸について災害伝承という視点から解釈されているのは興味深かった。そしてお馴染みの秀吉の話が今回も。
Posted by 
第3弾! 結構、このシリーズ好き! 伝説を伝説のままに終わらせてくれないのは寂しい気がしない訳ではないけど… 地名や伝承の中にある真実! あくまでも、作者の考えなんかもしれんけど、説得力はある。 でも、地名とか伝承に残るって事は、何かがあるんやろな。 妖怪なりに、姿を変えて、...
第3弾! 結構、このシリーズ好き! 伝説を伝説のままに終わらせてくれないのは寂しい気がしない訳ではないけど… 地名や伝承の中にある真実! あくまでも、作者の考えなんかもしれんけど、説得力はある。 でも、地名とか伝承に残るって事は、何かがあるんやろな。 妖怪なりに、姿を変えて、長い年月伝わっている。 今回は、あんまり災害には、関連は薄そうな気もするけど、伝わって来た話の真実に辿り着く過程は同じか。 今回のメインは、 「河童のミイラ」 病気を治すにも、真実を話すのには… こういう風にか出来なかったのか… 今なら問題ないにしても… 「小豆あらい」(マメちゃんとは無関係) 災害時に起こる風評被害から、守るのにはこれしかなかったんかな。 色々な言い伝えには、深か〜い意味がある! なかなか面白い! 【3つの風】 災害伝承を研究する桜咲の代名詞であり、座右の銘でもある言葉だ。ここまで桜咲の講義を受けてきた学生たちにとっては、とても馴染み深い言葉でもあるだろう。 『風化させない』 過去の災害の情報・歴史を埋もれさせず、忘れさせず、そしてしっかりと後世に残してゆくこと。 『風説の流布をしない』 間違った情報や曖味な情報、不十分な情報を披露することは、正しい知識を埋もれさせたり掻き消したりしてしまう。情報を精査した上で正しい情報を伝え残すこと。 『風評被害を出さない』 誤った情報はもちろん、正しい情報であっても、伝え方を間違えれば当該地域にマイナス評価を与えてしまいかねない。内容は正しく、そして情報の受け取り側のことも考慮した情報提供を心掛けること。
Posted by 
