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ユリイカ 詩と批評(2023年11月号) 特集 金原ひとみ
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ユリイカ 詩と批評(2023年11月号) 特集 金原ひとみ

青土社(編者)

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ユリイカ 詩と批評(2023年11月号) 特集 金原ひとみ

1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2023/10/26
JAN 9784791704392

ユリイカ 詩と批評(2023年11月号)

¥1,760

商品レビュー

3

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2024/06/15

作家の金原ひとみ特集でした 分類するなら、松任谷由実が入ってるジャンルに分けられるなと思いました 3作程度しか読んでいませんがどれもおもしろかったので、どんな作家なのか気になって読みました 学生時代から今に至るまでの来歴を見ると、かなりお嬢様でした 親が金原端人で、学校に通わず...

作家の金原ひとみ特集でした 分類するなら、松任谷由実が入ってるジャンルに分けられるなと思いました 3作程度しか読んでいませんがどれもおもしろかったので、どんな作家なのか気になって読みました 学生時代から今に至るまでの来歴を見ると、かなりお嬢様でした 親が金原端人で、学校に通わず文学教授の親のゼミに通い小説の添削を受けて、作家ワナビの喉から手が出るような環境でした 地に足ついた人生を送っていると思ったので、驚きました インタビューをみる限り、人生で一番苦労したのはワンオペ育児くらいで、ずっとそれだけ言っていて仕方なかったです あとママ友付き合いでちょっとイジメられたくらいで、「村はどこにである」と考えており、彼女の全作品は、かすり傷を致命傷にまで鼓腸して書かれたものなんだと気づきました 裕福な親元で働ず過し、小説を書かなくても生きていける人間が、道楽で書いたものをみんなありがたがっていることが分かりました 小説作品で出てくるキャラに大した類型はないので、どの記事も似たりよったりな気がしました たまにキャラが導かれる思想をディスる描写があっておもしろかったです いつでも作家を辞めることのできる余裕を持っていました それが金原ひとみの、他の職業作家と一線を引く強さなんだと分かりました

Posted by ブクログ

2023/12/11

長年待ち望んできて、やっと出てくれた金原ひとみのユリイカ! 『蛇にピアス』からずっと彼女を推しつづけている身としてはこんなにたくさんの人が彼女と彼女の作品について書いている!という事実だけで感極まってしまいそうだった。 十人十色に金原ひとみ作品が解釈され、その人の記憶や思い出と結...

長年待ち望んできて、やっと出てくれた金原ひとみのユリイカ! 『蛇にピアス』からずっと彼女を推しつづけている身としてはこんなにたくさんの人が彼女と彼女の作品について書いている!という事実だけで感極まってしまいそうだった。 十人十色に金原ひとみ作品が解釈され、その人の記憶や思い出と結びつき、そしてこれから彼女のファンになるかもしれない人たちに手渡されていく良質な論考とエッセイの数々。なかでも『軽薄』を取り上げた論考が多かったのはちょっと意外だったけど読んでみるとなるほどな〜というかんじ。 わたしのお気に入りは西加奈子のエッセイ「贅沢な憂鬱」です。一文読むごとに、わかりすぎるぞ西加奈子!!!とヘドバンしてしまう。西加奈子と握手がしたい。 『蛇にピアス』しか知らないけど…という人にもぜひこれをきっかけに現在の作品も読んでほしいなーと改めて思うのでした。ありがとうユリイカ。墓まで持っていきます。

Posted by ブクログ

2023/11/12

「ハジケテマザレ」で初めて金原ひとみさんの作品を読みました。金原ひとみさんは、性描写が強いイメージがあったのでなかなか読めずにいましたが、「ハジケテマザレ」は性描写などはなく、非常に楽しく読めました!そこから興味を持ち今回のユリイカを購入。まだ全部読めたわけではないのですが、金原...

「ハジケテマザレ」で初めて金原ひとみさんの作品を読みました。金原ひとみさんは、性描写が強いイメージがあったのでなかなか読めずにいましたが、「ハジケテマザレ」は性描写などはなく、非常に楽しく読めました!そこから興味を持ち今回のユリイカを購入。まだ全部読めたわけではないのですが、金原さんの作品に非常に興味を持ちました。西加奈子さんの贅沢な憂鬱が良かったです。 少しずつ、金原さんの作品を読み進めていきたいと思います。

Posted by ブクログ

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