商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2023/11/15 |
JAN | 9784575527025 |
- 書籍
- 文庫
むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。
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むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。
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商品レビュー
3.8
16件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
目次 ・竹取探偵物語 ・七回目のおむすびころりん ・わらしべ多重殺人 ・真相・猿蟹合戦 ・猿六とぶんぶく交換犯罪 前作より手が込んでいて、面白かったです。 一応短編集で、各話に直接の繫がりはありませんが、同じ世界の出来事として周知の出来事になっています。 例えば、日本に(地球に)初めて探偵という概念を持ち込んだのはかぐや姫。 これはこの世界の共通認識です。 で、最後の『猿六とぶんぶく交換犯罪』で名探偵まで登場しちゃいます。 字面を見ただけでは気づかなかったのは迂闊でした。 名探偵・猿六と助手の綿さん。(ふたりとも猿) 「あらゆる可能性を排除していったとき最後に残った説が、真相なんだっぺ。たとえそれがどんなに意外でもな」には笑うしかありません。 それぞれの事件の真相も一筋縄ではいかず、二転三転、結局「どゆこと?」って読みなおすことも。 『真相・猿蟹合戦』から『猿六とぶんぶく交換犯罪』へと繋がる事件が読みごたえがありましたが、お気に入りは『わらしべ多重殺人』。 平安時代を舞台に、結構最近の世相を入れ込んでるなあ、なんてのんきに読んでいたら、しっかりと叙述トリックにやられました。上手い!
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昔話ミステリーの2作目。 5作の物語はどれもよく練られた話ばかりでとても良かった。 個人的にはおむすびころりんが面白かった。
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日本昔ばなしを素材にした本格ミステリーの第二弾で、いわゆる特殊設定ミステリーと呼ばれる作品が収録。 元ネタとなっている昔ばなしは、「竹取物語」、「おむすびころりん」、「わらしべ長者」、「かちかち山」「猿蟹合戦」「ぶんぷく茶釜」。 設定が複雑過ぎて、これはちょっとどうかと思...
日本昔ばなしを素材にした本格ミステリーの第二弾で、いわゆる特殊設定ミステリーと呼ばれる作品が収録。 元ネタとなっている昔ばなしは、「竹取物語」、「おむすびころりん」、「わらしべ長者」、「かちかち山」「猿蟹合戦」「ぶんぷく茶釜」。 設定が複雑過ぎて、これはちょっとどうかと思う作品もあったが、昔ばなしを思い出しながらしっかりと謎解きを楽しめる、お得な作品集だと思います。
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