1,800円以上の注文で送料無料

むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。 双葉文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。 双葉文庫

青柳碧人(著者)

追加する に追加する

むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。 双葉文庫

814

獲得ポイント7P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2023/11/15
JAN 9784575527025

むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。

¥814

商品レビュー

3.8

16件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/06/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

目次 ・竹取探偵物語 ・七回目のおむすびころりん ・わらしべ多重殺人 ・真相・猿蟹合戦 ・猿六とぶんぶく交換犯罪 前作より手が込んでいて、面白かったです。 一応短編集で、各話に直接の繫がりはありませんが、同じ世界の出来事として周知の出来事になっています。 例えば、日本に(地球に)初めて探偵という概念を持ち込んだのはかぐや姫。 これはこの世界の共通認識です。 で、最後の『猿六とぶんぶく交換犯罪』で名探偵まで登場しちゃいます。 字面を見ただけでは気づかなかったのは迂闊でした。 名探偵・猿六と助手の綿さん。(ふたりとも猿) 「あらゆる可能性を排除していったとき最後に残った説が、真相なんだっぺ。たとえそれがどんなに意外でもな」には笑うしかありません。 それぞれの事件の真相も一筋縄ではいかず、二転三転、結局「どゆこと?」って読みなおすことも。 『真相・猿蟹合戦』から『猿六とぶんぶく交換犯罪』へと繋がる事件が読みごたえがありましたが、お気に入りは『わらしべ多重殺人』。 平安時代を舞台に、結構最近の世相を入れ込んでるなあ、なんてのんきに読んでいたら、しっかりと叙述トリックにやられました。上手い!

Posted by ブクログ

2024/06/10

昔話ミステリーの2作目。 5作の物語はどれもよく練られた話ばかりでとても良かった。 個人的にはおむすびころりんが面白かった。

Posted by ブクログ

2024/06/03

 日本昔ばなしを素材にした本格ミステリーの第二弾で、いわゆる特殊設定ミステリーと呼ばれる作品が収録。  元ネタとなっている昔ばなしは、「竹取物語」、「おむすびころりん」、「わらしべ長者」、「かちかち山」「猿蟹合戦」「ぶんぷく茶釜」。  設定が複雑過ぎて、これはちょっとどうかと思...

 日本昔ばなしを素材にした本格ミステリーの第二弾で、いわゆる特殊設定ミステリーと呼ばれる作品が収録。  元ネタとなっている昔ばなしは、「竹取物語」、「おむすびころりん」、「わらしべ長者」、「かちかち山」「猿蟹合戦」「ぶんぷく茶釜」。  設定が複雑過ぎて、これはちょっとどうかと思う作品もあったが、昔ばなしを思い出しながらしっかりと謎解きを楽しめる、お得な作品集だと思います。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品