商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2023/10/24 |
JAN | 9784309631691 |
- 書籍
- 新書
共感革命
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共感革命
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
誰しも幼少期に集団で遊ぶことで個人ごとに習得する共感力。昨今の戦争やSNS被害などは、もともと小さい集団で人間が生きていくために必要であった能力の乱用と言える。協力、共感、共創、人間が人間として生きていくのは必要な理由はなぜか、その解説。
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組織や社会について「何が」、「なぜ」必要かを人類史から学ぶ1冊。 社会的所属を喪失していない人は、必ず何らかの共同体に属している。それは、例えば仕事やサークル、コミュニティーやボランティアなど。 それらの持続可能性を高めたり、例えば収益性を高めたりするのに、さまざまな組織開発や...
組織や社会について「何が」、「なぜ」必要かを人類史から学ぶ1冊。 社会的所属を喪失していない人は、必ず何らかの共同体に属している。それは、例えば仕事やサークル、コミュニティーやボランティアなど。 それらの持続可能性を高めたり、例えば収益性を高めたりするのに、さまざまな組織開発や人材開発、組織づくりなどの手法が世の中には溢れている。 例えば、焚き火をすることや、会議をする際にチェックインをする、人材のラダーを作成し給与配分を決めるなど。これは、人類が共同体を始め、農耕社会に移行した際の変化を見ていくと大きな気づきがある。 それと同時に、共同体の当事者としてのヒントにも溢れている。 改めて本書を読んで重要に思う3つの問い ①共感と言葉や社会との関係性は? ②狩猟採集社会から農耕社会に成り変わったことは? ③これからの共同体に必要な役割や機能は? ①共感は小さなコミュニティーでとても重要で感性のコミュニケーション。一方で、言葉はそのコミュニティーを超えて伝わる手段。いずれも、コミュニケーションの手段であり、それぞれのコミュニティーや場面に適したコミュニケーションが重要で、上手くいかない時はもう一方が不足しているかもしれない。特に、言葉の獲得以降、感じるよりも考える特性が高まってきているので、伝わらない時は考え過ぎていないかを振り返るのが大切。 医療現場ではもちろん、経営や組織づくりについても同じことが言えます。�”人間は言葉の獲得によって、感じる動物から考える動物に変わった。” ②農耕時代は、人が定住を始めた時期ととても近い。また、言葉が獲得された後でもあり、言葉をもとに農耕の技術が拡散、継承されていった。それによって、その土地の生産量が高まり、土地に価値が生まれ所有により格差が生まれていった。また、食糧が増えることで人口も増え、狩猟採集社会にはない役割も増えていった。 ③徒歩圏内で育児や食、四季の彩りや祭事、家族の成長や変化を、楽しみ、喜び、時には悲しみを分かち合い、支え合うような共同体的暮らしを営んでいきたいです。 また、仕事とするとオンライン化が進み、本書にあるように遊動しながら新たなコミュニティーが生まれてくると思います。 ただ、いずれも拡大し続けるのはリスクでもあり、ダンバー数にあるような数が一つの参考になると思います。 いずれにせよ広すぎず、固定化せずリアルの感性を大切に。
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類人猿研究の知見を基にした、現代社会/人類への提言。ただ著者の主張が私には読み取りづらかった・・・。
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