商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2023/10/24 |
JAN | 9784041137703 |
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
前作を読んでいたので信楽のキャラに馴染みが出てすんなりと読むことができた。 弁護士からの電話とか新聞社も大変だな、思った
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「二係捜査」シリーズ 3ヶ月連続刊行第2弾。 警察小説の王道シリーズですが、 警察、刑事もので更にこの作品ではマスコミを含む新聞記者が加わり、十年前の日野市の女児殺害容疑で逮捕された男性が、二審で逆転無罪となり、 その後再び逮捕されて新たな事件の真相を暴いていく内容となっていま...
「二係捜査」シリーズ 3ヶ月連続刊行第2弾。 警察小説の王道シリーズですが、 警察、刑事もので更にこの作品ではマスコミを含む新聞記者が加わり、十年前の日野市の女児殺害容疑で逮捕された男性が、二審で逆転無罪となり、 その後再び逮捕されて新たな事件の真相を暴いていく内容となっています。 警察小説でもこの作品ではエンターテインメント性は一切感じられず、 地道な足を使っての捜査と古い資料を読み返し、 そこから更に過去に携わった人達への取材などと かなり細かな事の繰り返しから一つの糸口を使って 解決への道へと繋がっていました。 今まで色々な警察小説や推理小説などを読んできましたが、 弁護士がマスコミを利用してこのような判決が出ててしまうトリックがあるのだというのを初めて知り、 実際には無かったとしても自分達が内部のやり取りを 知らないだけでもしかしたらこのようなケースも 出る場合もあるのかなと怖い思いと共に新しい知識を 得ることが出来ました。 自分の欲求を満たすために罪を冒してしまうのも 悪いことですが、それを上手く利用してしまった弁護士の欲求も決して良いことではなく、むしろこの犯罪者においてはマイナスに働いてしまい奪われなくても良い命が奪われてしまい 残念な結果となってしまったのが悔やまれました。 刑事と記者とのせめぎ合っている様子がつぶさに描かれていて、 それもスリリングで面白く、それそれの立場を尊重しながら描かれていたのも良かったです。 同じような境遇になっていた設樂捜査官の胸中を思うと 切なかったです。 初見の作家さんでしたが重厚で読み応えのある作品だったので、 この作品をきっかけにこのシリーズを読んでみたくなりました。
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※このレビューにはネタバレを含みます
2023.11.04 社会のあらゆる階層に職業的良心に恥じない行いをする、あるいは、自分の弱さに負けてしまう、そんな人が一定数いることに思いを致した。 実際、警察の不祥事もあるし、弁護士も懲戒処分を弁護士会から受ける人もいる。
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