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きみのお金は誰のため
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きみのお金は誰のため
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商品レビュー
4.1
471件のお客様レビュー
中学2年生で定食屋の子ども・佐久間優斗、外資系投資銀行で働く若い女性・久能七海、大きな屋敷に住む謎の初老の男性・ボスの3人による物語。優斗は大きな屋敷に用のあった七海を道案内し、それをきっかけに七海と2人で屋敷の主のボスの話を聞くことになる。優斗と七海の2人は、ボスに教わりながら...
中学2年生で定食屋の子ども・佐久間優斗、外資系投資銀行で働く若い女性・久能七海、大きな屋敷に住む謎の初老の男性・ボスの3人による物語。優斗は大きな屋敷に用のあった七海を道案内し、それをきっかけに七海と2人で屋敷の主のボスの話を聞くことになる。優斗と七海の2人は、ボスに教わりながら、お金の正体について学んでいくのであった。 本書は物語形式でお金について学べる本となっている。全体的なストーリーの構造は『13歳からの地政学―カイゾクとの地球儀航海』とかなり似ていて、1人の先生役と2人の生徒役という構図で対話が進む。”お金に対する見方が変わる”という点では新たな気づきがり、固定観念を覆すきっかけとなる良い本だと思う。しかし、お金の話をビリヤードや水の流れに例える場面があったり、文学的な描写がところどころ織り交ぜられたりして、かえってそれが説明を分かりにくくしているような印象を受けた。ボスの話は美化されているように感じ、納得いかない部分も少しあった。 エピローグに設けられた話のオチは良かった。感動的な締めくくりとなっていて、読後感は悪くない。現実にお金を稼いでいる大人は性に合わない人もいるだろうが、中高生には社会・経済の学習としてぜひ読んでもらいたい。 本書で印象に残った話 - 国立銀行が円の紙幣を発行し始めたのは1837年。地租改正の年である。税は米でなく紙幣で納めることになり、国民は紙幣を必要として紙幣が急速に普及した。お金自体には価値がないが、税の導入によってお金が回りだすのである。 - フランス革命の頃と違い、金銭的格差はあっても暮らしぶりの格差はそれほど大きくない。今の大富豪たちは、スマホ、検索エンジン、SNS、ネット通販などの暮らしの格差を縮めるサービスを提供した会社の創業者であり、単に自分の立場を利用してずるく儲けるお金持ちではない。 - アメリカの経済学者・フリードマンは「この鉛筆を作れる人は世界に1人もいない」とスピーチで言った。木やそれを切り倒すためのノコギリ、芯に使われるグラファイト、頭の部分の消しゴム、接続部分の金属、塗料やそれを定着させる薬剤など、異言語、異宗教の何千人もの人々が協力して市場経済を作り上げているのである。
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https://str.toyokeizai.net/books/9784492047354/ , https://note.com/mnbtauchi/
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先に小5の子供が読んでて、「お金が欲しい」とばかり言っていた子供のお金の考え方が変わったようだったので、私も読んでみました。 私自身も勉強になって良かったです。 国の借金の話や格差の話はよく分かりました。
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