夫よ、死んでくれないか

丸山正樹(著者)

• 販売会社／発売会社: 双葉社
• 発売年月日: 2023/10/18
• JAN: 9784575246858

商品レビュー

2025/11/13

あ、そうか、そうか、、そうくると思わなかった。
っていうラストです。

わたし、殺してたかも。
って思っちゃったよ。
いやー、なんも問題ない夫婦ってのもなかなか問題だよね。

そして、女子集まると始まる、旦那問題トークは
レベルが分けられてる。

旦那嫌い、腹立つ、問題抱える旦那あるあるのレベル1
こちらは、とか言っても旦那さん好きそうな人。

レベル2 正直あんまなんとも思ってない人。

レベル3 この辺になると、いない方が楽。って感じ。いや、別れるほとじゃないけど、出張でいいかな。ずっと。みたいな人。たまに会えば仲良くできるし、優しくできちゃう。感じ。

レベル4 結構嫌い。喋りたくもあんまりない。
できたらあまり顔を合わせたくない。とりあえず、まぁ、とりあえず離婚はしないけど、無理ね。なんなら、別居してもらって結構。明日、うちに帰ってくるらしい、、、
マジ、、、か。って子どもも一緒に嫌ってる感じもあるレベル。

レベル5 いつ離婚しようかな。

でも、すごい旦那好きっていうのもいる。

20%くらいかとは思うけど。いや、もっと少ないか。40すぎると。

わたし、思うんだけど、この２割が愛憎の末に殺人とかになっちゃうんじゃないかなぁ。とか思っちゃう。

なんか、嫌い、無理、もういや。
そばにもよらんで欲しい。
あーもう、本当無理。
っていう夫婦はそもそも殺人に至る前に、お互いの気持ちが破綻してるから、
殺すまでもねぇ。
ってなってそうな気もするし。

そういう本だよなぁーって読んでた。
ちょっと旦那にタイトル見られたら気まずいなぁーなんて思いつつ。

そしたら、後書きに。
作者から
この世を全て自分たちが動かしてると思っている夫たちよ。本書を読んで震えて眠れ。

とな。
あ、そうかそうか。
だからか。
って。
奥様が書いた小説じゃなかった。

これ、奥方から目線での作品だったら、どえらいとこまで落ちたきがする。男性視点だったから、
なんとか着地したね。
逃げ道や、ほんの少しの希望も残して！

大丈夫。この本以上に震える事実が隣の奥様方のお心に眠っているんですから。

#本
#男性
#だよね
#だからか
#女性視点だったら逝ってたな
#ストンと
#サクッとね
#フィクションくらい
#パッといきたいわ
#わかる
#わかるよその気持ち
#女同士もあるにはあるけど
#結構結束強かったりね
#他人でも女だと味方したりすんのよ
#甘くないのよ

2025/11/04

会話多めなのでテンポよく読める。
伏線もしっかりまとまってる感じ。
ドラマ見てないですがドラマ向きだなーっと思いました。
小説としても読みやすいです。

2025/11/02

ドラマ化した話題作。タイトルが女性の共感を得そうだが、そんなにあるあるな設定でもないような気がしました。衝撃の最後の一行だったのかなぁ。