商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2023/10/16 |
| JAN | 9784003123119 |
- 書籍
- 文庫
永瀬清子詩集
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永瀬清子詩集
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
私には少し難しかった。なんとかひっかかりを見つけることができたのは、この一編。ことばにした途端に何かが違っていて。相手に放った言葉は取り返しがつかなくて。でも、黙っていればいいってもんでもない。私は自分のことを話さない人を信用できない。
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永瀬清子さんの言葉は、ホンモノ。 あまりにリアルで、自分にも思い当たって、やっぱり心の中で感じてたモヤモヤは、こう表現したかったんだと。 そう、感じることが出来た。 時代を経て変わったこともあれば、そのままのこともあって。 もし、今近くに居たら、それってやっぱり、おかしいよね...
永瀬清子さんの言葉は、ホンモノ。 あまりにリアルで、自分にも思い当たって、やっぱり心の中で感じてたモヤモヤは、こう表現したかったんだと。 そう、感じることが出来た。 時代を経て変わったこともあれば、そのままのこともあって。 もし、今近くに居たら、それってやっぱり、おかしいよねって、お話してそう。 そんな印象を持った。
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永瀬清子(1906年~1995年) 岡山県出身の詩人。 命日の2月17日は紅梅忌と呼ばれるらしい。 驚いた、この方は誕生日に亡くなっていた。 89歳だった。 きっちり全うされたのだなぁ。 一番感じたのは"女だなぁ"ということ。 詩の中に、女性が人生で味わうで...
永瀬清子(1906年~1995年) 岡山県出身の詩人。 命日の2月17日は紅梅忌と呼ばれるらしい。 驚いた、この方は誕生日に亡くなっていた。 89歳だった。 きっちり全うされたのだなぁ。 一番感じたのは"女だなぁ"ということ。 詩の中に、女性が人生で味わうであろう全ての感情が溢れているように思えた。 その強さ、したたかさ、儚さ、美しさ。。。 怒り、愁い、孤独。。。 妻として母として、特に戦時中にご苦労を重ねられたことが、巻末の谷川俊太郎さんとの対談で分かる。 この詩は終戦時のものかしら。 『美しい国』(抜粋) はばかることなくよい思念(おもい)を 私らは語ってよいのですって。 美しいものを美しいと 私らはほめてよいのですって。 失ったものへの悲しみを 心のままに涙ながしてよいのですって。 敵とよぶものはなくなりました。 醜(しゅう)とよんだものも友でした。 私らは語りましょう語りましょう手をとりあって そしてよい事で心をみたしましょう。 それから何と言っても、冒頭の谷川俊太郎さんによる「はしがき」。 こちらに谷川さんが寄せられた「永瀬清子さんのちゃぶだい」という詩が、彼女の全てを表しているように感じられて、素晴らしかった。 永瀬さんご本人の詩は、個人的には、女性としての感情を謳ったものより、言葉を紡ぐ者としての詩の方が好きだったかな。 『言葉』 私は言葉を垂直に考える。特に自分の言葉を。 あるものは水面に近くいて鴎たちについばまれる。 あるものは中くらいの深水に泳いで、漁夫の網に追われる。 そしてあるものは底にぴったりはりついている。深海にはトランシットの形の魚がいたり、雪のように降る生物もある。 どれが最も値打ちのあるものかわからない。 けれど私の求めるのはシーラカンス。深い深い所で青銅の鱗の中の孤者。 もし一尾でもみつかったらその意味は百万年の時間を物語るのだ。
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