商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2023/10/16 |
| JAN | 9784001142594 |
- 書籍
- 児童書
夏のサンタクロース
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夏のサンタクロース
¥891
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
自覚以上に恐らくかなり日々に疲れてる中で、図書館で借りてきて読んだら少し元気になった。 まずまず、どれもハッピーエンドなのがとても良い。 独特のユルさを感じる。 自然風景の描写がとても素敵。
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創作童話集。グリム童話をはじめとする昔話のような、苛烈な結末にならずに、心がほっとあたたかくなるようなやさしいしめくくりのお話が多くて、読んでいてとてもおだやかな気持ちになる。それでいてペイッコの物語のようにちょっとハラハラドキドキすっきり、というのもあるし、波のひみつのようにも...
創作童話集。グリム童話をはじめとする昔話のような、苛烈な結末にならずに、心がほっとあたたかくなるようなやさしいしめくくりのお話が多くて、読んでいてとてもおだやかな気持ちになる。それでいてペイッコの物語のようにちょっとハラハラドキドキすっきり、というのもあるし、波のひみつのようにもの悲しい物語もあるし、心のいろいろな場所に働きかけてくるのがとてもよい。 「春をむかえにいった3人の子どもたち」では、最後の添え書き「一八八九年の春に」を見て胸にくるものがあった。この年、ロシア帝国がフィンランドをロシア化しようときびしい政策を採り始めたのだとのこと。つらいなかでも春を待つ心があふれる物語なのだな。今にも通じることだなと、じんときてしまった。
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- ネタバレ
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「フィンランド童話の女王」と呼ばれる作者の作品の中から選りすぐりの短編を翻訳した童話集。 厳しい冬が長い土地柄ゆえ春を尊び喜ぶ様が生きることの肯定に直結している感じがする。人間や動植物、精霊と言った種族の違いこそあるもの、基本的に共生する仲間たちというフェアな設定であることも素敵。気に入ったのは『氷の花』『山の王の息子』などファンタジー色強めの作品たち。 『氷の花』はアリスン・アトリーの『妖精のおよめさん』の中に収録されていたお話に似た雰囲気だった
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