商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2023/10/05 |
JAN | 9784087880946 |
- 書籍
- 書籍
実母と義母
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
実母と義母
¥1,650
在庫あり
商品レビュー
3.6
25件のお客様レビュー
気鋭の翻訳家が活写する、癌で亡くなった実母と認知症の義母、昭和を駆け抜けた「二人の母」の人生。 実母も義母も認知症になり、双方の介護をしなければならない、という状況に少なからず恐ろしさを感じる。それと同時に、介護をするにせよされるにせよ、自分の行く先も考えさせられた。
Posted by
実母もお兄さんも、義母までも、こんなにも強烈な人とは…。なのに義母義父の介護をここまでするとは。 私なら介護できるとは到底思えない。心の広さは持ち合わせていない。すぐに音を上げ離婚している。母ふたりが認知症になり、実母の介護から逃げた後悔で義母の介護をする動機だそうだけど、それに...
実母もお兄さんも、義母までも、こんなにも強烈な人とは…。なのに義母義父の介護をここまでするとは。 私なら介護できるとは到底思えない。心の広さは持ち合わせていない。すぐに音を上げ離婚している。母ふたりが認知症になり、実母の介護から逃げた後悔で義母の介護をする動機だそうだけど、それにしてもそうそうできるものではない。 実母とうまくいっていないので私はどうなんだろう。自分の人生と重なることがあり、考えなければいけないが、逃げている。
Posted by
最近、先に「義父母の介護」や「家族」を読んでいたので重複する内容も多く、そういう意味で☆2にしてしまった。 しかし、こちらの本の方が「義父母の介護」より先に出ていたことに気づく。 はじめてこの本を読む方は評価も変わるかもしれない。 「家族」だったかこの本だったか忘れてしまったが...
最近、先に「義父母の介護」や「家族」を読んでいたので重複する内容も多く、そういう意味で☆2にしてしまった。 しかし、こちらの本の方が「義父母の介護」より先に出ていたことに気づく。 はじめてこの本を読む方は評価も変わるかもしれない。 「家族」だったかこの本だったか忘れてしまったが、「もし時代や何かの掛け違いが変わったら原家族と今でも仲良く過ごせたのではないか」といった言葉が書かれていて、 その後悔というか、原家族で向き合いきれなかった悔恨が、強烈ではある義父母であっても正面から向き合い続ける介護の原動力になっているのかなと勝手に思った。 この本を書いて「実母と義母」の整理をした上で、「義父母の介護」の本を間髪入れず出版されたのかと思うと、書くことで昇華させているというか、逆に何度も書かないと昇華できなかったのかとか、それぐらいやはり義母も実母も介護を通して向き合うというのは大変なことなのだろうという思いに至った本だった。
Posted by