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実母と義母 の商品レビュー

3.5

23件のお客様レビュー

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2024/09/25

最近読んだ他の村井さんの本と重複する内容が多かった気がする、、 タイトルも中々だが内容自体も強烈で、 読んでいて少し疲れてしまったのでそういう意味で☆2  はじめて村井さんの本を読む方は評価も変わるかもしれない。 「家族」だったかこの本だったか忘れてしまったが、「もし時代や何...

最近読んだ他の村井さんの本と重複する内容が多かった気がする、、 タイトルも中々だが内容自体も強烈で、 読んでいて少し疲れてしまったのでそういう意味で☆2  はじめて村井さんの本を読む方は評価も変わるかもしれない。 「家族」だったかこの本だったか忘れてしまったが、「もし時代や何かの掛け違いが変わったら原家族と今でも仲良く過ごせたのではないか」といった言葉が書かれていて、 その後悔というか、原家族で向き合いきれなかった悔恨が、強烈ではある義父母であっても正面から向き合い続ける介護の原動力になっているのかなと勝手に思った。 内容重複してでもこの本を書くに至った思いを考えさせられた。 書くことで昇華させているというか、逆に何度も書かないと昇華できなかったのかとか、 それぐらいやはり義母も実母も介護を通して向き合うのは大変ってことなんだろうな。

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2024/09/24

村井さんのエッセイは、初めて。 ユーモアある文章なので、楽しく読んだが、 まず結婚の段階で、躊躇してしまいそうな義母。 村井さん自身、持病があり、執筆活動しながらの 介護はかなり大変だと思うが、 書くことで、これまでの義母とのやりとりを 消化して(そう簡単には出来そうにない エ...

村井さんのエッセイは、初めて。 ユーモアある文章なので、楽しく読んだが、 まず結婚の段階で、躊躇してしまいそうな義母。 村井さん自身、持病があり、執筆活動しながらの 介護はかなり大変だと思うが、 書くことで、これまでの義母とのやりとりを 消化して(そう簡単には出来そうにない エピソードばかりだけど)、介護に向き合って いるのかなと思う。他の本も読んでみたい。

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2024/08/27

友人に薦められ読了。結婚前後は苦手な義母で自分をよく知る実母の方が気楽であった。年を経て実母や困ったちゃんの兄が亡くなり、義両親介護が現実なった時には、接し方が180度変わり、義両親とも上手くやれている筆者のエッセイ

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2024/08/21

フォローしているどなたかが読まれていたので。なかなかきつい内容、というか著者のメンタルが心配というか、書くことでコントロールしているのでなと感じる。幸い図書館にほとんど全てそろっているので順に読むつもり。

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2024/08/15

2024.08.15 こちらも勢いで全部読み終えてしまった。 若い時は随分と強烈な義母(義父もか)だったようで…。 私は実母との微妙な関係にモヤモヤとうまく言葉にできない想いを抱えているので、村井さんとは全く状況が違うと思いつつも自分の母についてアレコレと考えてしまった。 こ...

2024.08.15 こちらも勢いで全部読み終えてしまった。 若い時は随分と強烈な義母(義父もか)だったようで…。 私は実母との微妙な関係にモヤモヤとうまく言葉にできない想いを抱えているので、村井さんとは全く状況が違うと思いつつも自分の母についてアレコレと考えてしまった。 このモヤモヤは、自分の自己肯定感の低さと母に対するコンプレックスだと自覚しているが、このモヤモヤがなくなる日は来るんだろうか。なくなる日があるとしたら母が亡くなった後だろう。 母に全くに必要とされないし、頼りにもされず、認められていないと感じ続けているのが悲しくもあり、それでむしろ良かったじゃないか、と思う日もあり。このモヤモヤを母にぶつけてみたい気持ちもあるが、余計に悲しくなる気もする。寂しいけれど母と意識的に距離を取るしかないことはわかっている…。 私とは、娘とは母にとっていったいどういう存在なんだろう。 人生で1番辛い経験は実母を亡くすことだと言うけれど、母が亡くなった時に自分がどうなってしまうのか…せいせいするのか、母と向き合わなかった自分に後悔するのか。今から怖い。 次は気になっている青木さやかさんの母のエッセイを読もうかと思う。

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2024/08/10

読みながら、そりゃこれは逃げたくなるわ というキョーレツな義母さん そして、実母さんとの関係も難しく。 それを俯瞰したり、冷静に見つめる 書き手としての村井理子さんの 視点、思考が、やっぱりこの人はすごいなぁと思う。 心に残ったのは 「誰かを守るため、あるいは誰かを支える...

読みながら、そりゃこれは逃げたくなるわ というキョーレツな義母さん そして、実母さんとの関係も難しく。 それを俯瞰したり、冷静に見つめる 書き手としての村井理子さんの 視点、思考が、やっぱりこの人はすごいなぁと思う。 心に残ったのは 「誰かを守るため、あるいは誰かを支えるために自分を削ることは、得策ではない思えるようになった。 それが家族を守るという自分にとって大切な目的のためだとしても自分を削っては意味がない。 他にやり方はたくさんあるはずなのだ。 例えばそれは、自分自身の世界を健全に保つ力を蓄えることであり、自分の機嫌を自分で取るスキルを獲得すること、自分の時間を楽しむ余裕を持つこと、そして自分の世界を手放すことなく、生きていくということだ。」 これは、とてもとても大切なこと。 でも、これを言語化できずに苦しんでいたことに気づかされた。 村井理子さん、やっぱり、すごいわ。

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2024/04/30

情景が鮮明に浮かぶくらい面白い一冊でした。個人的には義母の行動言動に圧倒されてしまいました。笑 著者の他の作品も読んでみたいと思います。

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2024/04/17

親を選ぶことはできない。村井さんの義母は激しく、実母は大人しい全く正反対の親。その二人にどのように接してきたかが綴られている。 特に、義母の激しさは極端であり、こうあるべきという思いが強い。嫁なんだから私のいう事はすべて聞くべきという思いがあふれている。その厳しい要望に体を張って...

親を選ぶことはできない。村井さんの義母は激しく、実母は大人しい全く正反対の親。その二人にどのように接してきたかが綴られている。 特に、義母の激しさは極端であり、こうあるべきという思いが強い。嫁なんだから私のいう事はすべて聞くべきという思いがあふれている。その厳しい要望に体を張って抵抗する姿勢は見事でもある。 そんな激しい義母も、年を取って認知症になるといい人になってしまうところは、少し切ないものだ。

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2024/04/12

個性的といえば聞こえはいいけど、身内だったら大変すぎるご家族だなあと。。 産前産後邪魔でしかないようなことばかりされたら、恨んで介護しません!となってもおかしくないのに、最後まで面倒を見ようとされている村井さんは立派な方だと思う。 旦那の祖父が先日鬼籍に入られ、旦那はもっと何か...

個性的といえば聞こえはいいけど、身内だったら大変すぎるご家族だなあと。。 産前産後邪魔でしかないようなことばかりされたら、恨んで介護しません!となってもおかしくないのに、最後まで面倒を見ようとされている村井さんは立派な方だと思う。 旦那の祖父が先日鬼籍に入られ、旦那はもっと何かできたのかなと後悔していた(癌だったのでおむつ替えなどもしていて私としては十分サポートしていたと思う)のもあり、自分だとどうなんだろうと、当てはめて考えながら読んだ。 とりあえずアルコールは適度に、相続関係は早めに、が教訓かな… いくら今が大変でも仲違いで会わなくなったりする間に帰らぬ人となって後悔した話などは山のように聞くけど、そうならないように、自分の心の余裕は少しだけでも残さないとと思う。 また、義母は聡明で美人との事だが、大学を諦めたりするような家庭や時代…切なさも感じる。

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2024/03/31

実母も義母も強烈〜!!初対面から容姿を腐し、延々と他人の悪口を聞かせ、電話をかけまくり、子どもの家に突撃してきて自分が正しいと思う道に引きずりこもうとしている義母に関してはもはやホラーとしか思えない。それでも筆者も歳を重ね、実母も義母も認知症になったことで昔のアレはああいうことだ...

実母も義母も強烈〜!!初対面から容姿を腐し、延々と他人の悪口を聞かせ、電話をかけまくり、子どもの家に突撃してきて自分が正しいと思う道に引きずりこもうとしている義母に関してはもはやホラーとしか思えない。それでも筆者も歳を重ね、実母も義母も認知症になったことで昔のアレはああいうことだったのかと思えてあげることがすごいな。私なら縁切りたいレベル。なかなか大変な村井さんの人生、興味深く読了。他の本も読んでみたい。

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