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エクス・リブリス
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エクス・リブリス

ミチコ・カクタニ(著者), 橘明美(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2023/10/05
JAN 9784087735215

エクス・リブリス

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商品レビュー

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2024/11/04

英米文学にアンテナ張っている人ならミチコ・カクタニの名を聞いたことがあるだろう。私も「ミチコ・カクタニが高く評価した」とかその逆とか読んだことがあり、辛辣な文芸評論家として認識していた。日系と思われる名前が覚えやすいということもある。(日系二世) まず装丁の素晴らしさに圧倒され...

英米文学にアンテナ張っている人ならミチコ・カクタニの名を聞いたことがあるだろう。私も「ミチコ・カクタニが高く評価した」とかその逆とか読んだことがあり、辛辣な文芸評論家として認識していた。日系と思われる名前が覚えやすいということもある。(日系二世) まず装丁の素晴らしさに圧倒される。(それだけに裏表紙のバーコード部分が残念すぎる。福音館書店の絵本みたいにシール式にできなかったのか?) 装丁だけでなく、中に入っている絵(ダナ・タナマチ。アメリカではポストカードとしても販売されているらしい)もカラーで美しい。本好きなら持っていたくなる本である。 日頃辛口の評価をする人が、自分の好きな本について書いたというのだから、どんな本が入っているかがまず気になる。やはり英語圏の本が多いが、ボルヘス、カミュ、ツヴァイクなどもある。ノンフィクションも詩集も絵本もある。文学は『白鯨』『グレートギャツビー』のような古典から2019年の『地上で僕らはつかの間きらめく』まで。(この本の原著は2020年刊)自分が好きな本が入っているとやはり嬉しい。 こういう本を読む時は、先入観を持たないように、読んだことのある本のところだけ読むのだが、今回はその禁を破ってしまった。その結果また読みたい本が増えてしまった。 『かいじゅうたちのいるところ』の解釈はなんとなく知りたくなかったが、どれも自分が感じていたことを言語化してもらった感じがした。 『グールド魚類画帖』『うそつきくらぶ』『チャイナタウンの女武者』(藤本和子訳!再発売お願い!)『ゴールドフィンチ』『ゼアゼア』『エデュケーション』などすぐにでも読みたい! まえがきに、いかに読書が素晴らしいかが書いてあり、ここを読むだけでも、読書家なら胸熱。うんうん、そうだよそうだよ、だから読むんだよね、と。 本好き、外文好きにおすすめ。

Posted by ブクログ

2024/01/30

書店でブックガイドコーナーに並んでいて、ふと手に取ったときに装丁も気に入り、ペラペラめくってみるとそこまで難易度が高い感じでもない。これは読んどいた方が良いかも、ってことで。百数十冊中、既読は7冊でした。ただ、未読のものにもそれほど食指を動かされず、まさかのノー・ピックアップ。海...

書店でブックガイドコーナーに並んでいて、ふと手に取ったときに装丁も気に入り、ペラペラめくってみるとそこまで難易度が高い感じでもない。これは読んどいた方が良いかも、ってことで。百数十冊中、既読は7冊でした。ただ、未読のものにもそれほど食指を動かされず、まさかのノー・ピックアップ。海外純文学がメインなんだけど、どうしても身構えてしまうのです…。

Posted by ブクログ

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