商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/10/05 |
JAN | 9784065333389 |
- 書籍
- 書籍
ハジケテマザレ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ハジケテマザレ
¥1,760
在庫あり
商品レビュー
3.9
38件のお客様レビュー
キャラが濃すぎてぶっ飛んでる人達に囲まれてたら、たしかに何かになりたくなるよなと思った。 でも真野の持つ普通なところも1つの個性であって尊いということを言い続けてくれる仲間たち。 みんなぶっ飛んではいるけど、みんな思いやりがあって、なかなか意見を自分から発言することができない真野...
キャラが濃すぎてぶっ飛んでる人達に囲まれてたら、たしかに何かになりたくなるよなと思った。 でも真野の持つ普通なところも1つの個性であって尊いということを言い続けてくれる仲間たち。 みんなぶっ飛んではいるけど、みんな思いやりがあって、なかなか意見を自分から発言することができない真野にも、毎回必ず意見を聞いているところが良いなと思った。 社会人であろうと今を存分楽しんでて、1人も置いていかずにはじけてて、こっちまで楽しい気持ちになる。 読み終わって、この本のタイトルぴったりだなと思った。
Posted by
『ミーツ・ザ・ワールド』を読んだときにも思ったけど、金原ひとみさんはどうしてこんなに「何の取り柄もない人」を描くのがうまいんだろう!? 私自身も、普通じゃない何者かになりたい普通の人、である。フェスティヴィタで働く主人公以外の人たちみたいな、個性があったり才能があったり自分を貫い...
『ミーツ・ザ・ワールド』を読んだときにも思ったけど、金原ひとみさんはどうしてこんなに「何の取り柄もない人」を描くのがうまいんだろう!? 私自身も、普通じゃない何者かになりたい普通の人、である。フェスティヴィタで働く主人公以外の人たちみたいな、個性があったり才能があったり自分を貫いていたりする人を見ると羨ましくなる。羨むだけで何もできない自分が嫌になる。でもそんな「普通」に寄り添って、ぐらぐら揺さぶって、否定混じりでありながらなんだかんだで肯定してくれる、そんな作品だった。確かに、普通って全然普通じゃないよな〜。 あとめちゃくちゃカレーが食べたくなった。 【読んだ目的・理由】著者の作品が好きだから 【入手経路】買った 【詳細評価】☆4.3 【一番好きな表現】剣山で全身穴だらけにされてそこに彼の気持ちを満遍なくこぼされたように、すっかり沁みて染まるほど、私には彼の気持ちがよく分かった。(本文から引用)
Posted by
バイト先のイタリア料理店で起こる、バイト仲間たちとの温かな話。 ユーモアもあって、リアルなところもあって、面白かった。 金原さんは独特の語りがある。
Posted by