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世界のリーダーは歴史をどう学ぶか 英国名門校で出会った最強のリベラルアーツ
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世界のリーダーは歴史をどう学ぶか 英国名門校で出会った最強のリベラルアーツ

松原直美(著者)

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世界のリーダーは歴史をどう学ぶか 英国名門校で出会った最強のリベラルアーツ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 自由国民社
発売年月日 2023/10/02
JAN 9784426129224

世界のリーダーは歴史をどう学ぶか

¥1,595

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2023/11/16

イギリスと日本の歴史の試験問題を比較しながら、日本の歴史教育における欠陥を指摘し、歴史を学ぶ意義や本当の魅力を論じている。 「歴史は暗記科目で、受験が終われば真っ先に忘れる科目」 そうやって、一夜漬けで暗記をして、クイズ問題のようなテストをこなす。 日本における歴史科目の試験問...

イギリスと日本の歴史の試験問題を比較しながら、日本の歴史教育における欠陥を指摘し、歴史を学ぶ意義や本当の魅力を論じている。 「歴史は暗記科目で、受験が終われば真っ先に忘れる科目」 そうやって、一夜漬けで暗記をして、クイズ問題のようなテストをこなす。 日本における歴史科目の試験問題と、イギリスにおける問題を比較解説があり、ショックを受けた。日本の歴史教育は、つまらない暗記だけであり、学習者に考えさせる要素が欠落しているのだ。一部の難関大学入試では記述問題もあるが、結局は教科書の本文をそのまま書かせるだけである。 一方でイギリスの歴史の試験問題は、関連するヒントをもとに少し捻った出題をしておいて、調査したり考えをまとめる時間を与え、自身の考えを長文で記述させる形式である。思考力、リサーチ力、文章作成能力など、複数の能力を同時に鍛えることができる。採点評価する側はとても大変だが、長い目で見れば素晴らしい教育手法だと思う。 私の高校の同級生で、高校1年の時は全く授業について行けなかったにも関わらず、高校2年になって「世界史」の授業が始まってから、急に成績が伸びた者がいる。彼は世界史が大好きで、いつも独自の見解を口に出して楽しそうに語っていた。ちなみに理系でありながら、世界史の試験は学年トップだった。世界史を通して「自分流で学ぶ」という楽しさが、いつの間にか他の科目に乗り移り、彼は最終的に超難関大学に現役合格した。 そんな高校時代のエピソードを思い出し、歴史学習が人生に与える影響と魅力を再認識した。 11月に入り、大河ドラマが佳境を迎えている。ドラマに付随するネット記事を読んだり、関係する土地を訪れたり、意外なエピソードを調べてみるだけでも、毎回新たな発見や気づきが得られるもの。単なる暗記ではなく、「興味を持ったことを調べる、学んだことを他人に話す」という繰り返しの中で、見知らぬうちに成長できるわけである。

Posted by ブクログ

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