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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2023/10/13 |
JAN | 9784065332849 |
- 書籍
- 文庫
不可逆少年
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不可逆少年
¥891
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商品レビュー
3.3
21件のお客様レビュー
あらすじで期待してたよりもかなり淡白な内容。 序盤の犯行内容のインパクトを超えることなく中盤は単調だし、けっこうツッコミどころある。 背表紙にミステリーって書いてたけど、ミステリーというより法の問題提起なのでは。 登場人物が脇役含めてみんな不遇で(というか誰が主人公で誰が脇役か...
あらすじで期待してたよりもかなり淡白な内容。 序盤の犯行内容のインパクトを超えることなく中盤は単調だし、けっこうツッコミどころある。 背表紙にミステリーって書いてたけど、ミステリーというより法の問題提起なのでは。 登場人物が脇役含めてみんな不遇で(というか誰が主人公で誰が脇役かすらわからん)全体的に暗い。 人名で中和させようとしてるのか、名前だけみんな個性的でアンバランス。 ちなみに、未成年関係なくサイコパスは先天性のものなら治らないよ...! 最後の一文がすべての未成年犯罪者に対する作者の考えなのだとしたら、全く共感できない
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【内容】 13歳?の少女が、大人3人と自らの姉を監禁して殺す(姉は未遂)フォックス事件から物語は始まる。 被害者家族である茉莉と、砂と漠の兄弟、被害者本人である奏乃は同じ学校に通う生徒だった。 父親に指を潰され夢だった美容師の道を断たれかけてしまった砂は覚醒剤に手を出し、電車に乗る女子高校生の髪を切る事件を起こしてしまう。 茉莉と漠は覚醒剤から抜け出させようと砂を拘束して二人が世話をして生活をする。 そんなある日、奏乃の仕組みで茉莉が警察に拘束され、その間に奏乃が砂を殺害する。 奏乃が殺害したことを知らない茉莉となんとなく察しているが茉莉を守りたい漠は死体を隠蔽する。 茉莉の告白によって事件は真相を向かえ、フォックス事件も実は奏乃と詩緒による共犯だったことが分かる。 日本にはない神経犯罪学の観点から見る可塑性のない不可逆少年という考え方について問う作品。 【感想】 五十嵐さんらしい、司法への問いかけが込められた作品。 冒頭の詩緒のシンプルな残虐性と奏乃の感情の抜け落ちた残虐性のコントラストが鮮やかで恐ろしかった。 また、茉莉と砂、漠の恋心や様々な要素が混ざり合った心情変化や行動が生々しく感じられた。 「不可逆少年」という考え方に理解を示しつつも、どうしても子供の未来を信じたいという主人公の想いもシンプルで非常によかった。
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半ばまでは面白くてサクサク読み進めていたけれど途中でおいてかれた。 事前知識があった方がもっと最後まで楽しめたと思う
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