商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2023/09/26 |
JAN | 9784087718454 |
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あの光
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商品レビュー
3.6
21件のお客様レビュー
語り上手な女性が、始めは相手のためを思って使っていたその能力を、いつの間にか自分のために使うようになって、引き返せないところまで行ってしまうお話。 最近思うのは話の真偽と説得力って比例しないということ。ゆえに語りが上手い人はどこまでも行けちゃう。 主人公の自己肯定感の低さに嫌気を...
語り上手な女性が、始めは相手のためを思って使っていたその能力を、いつの間にか自分のために使うようになって、引き返せないところまで行ってしまうお話。 最近思うのは話の真偽と説得力って比例しないということ。ゆえに語りが上手い人はどこまでも行けちゃう。 主人公の自己肯定感の低さに嫌気を感じながらも、共感できたのはこのセリフ。”愛情の薄さってね、一緒にいる時間が長いほど効いてくるの。おろし金でずーっと心を削られてるみたいな感じ”
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※このレビューにはネタバレを含みます
地道にハウスクリーニングの仕事をしていた主人公が、自分の発した言葉をきっかけに、新たなビジネスに巻き込まれていく。 体を使って片付け作業をする仕事から実体のないある種の虚業とも言える開運ビジネス。 虚業だとわかっていても、誰かの言葉を信じたい心の弱さ、藁をもすがりたい辛いことが起きる不条理、誰もが人生で直面するもの。 私自身も心が揺れたときに、街の占いをやってみたくなることもあった。誰かの言葉に背中を押されたい心理がわかるだけに、何かに頼りすぎる怖さが身に染みました。 一方で、自分の言葉を信じ切れない心をごまかしながら、後戻りできなくなっていく主人公が、破綻していく過程の怖さにもぞわぞわし、終盤は自分がその場にいるような気持ちで凍りつきそうに。 言葉が掬い上げられ、良いことも炎上もあっという間に拡大していくSNSの怖さも。 脆くて弱い人の心を様々な角度から見させられ、自分を信じることの難しさ、人生の責任を自分で取ることの重さを感じ。。 母に愛されたかった、見返したかった、自分を愛したかった主人公が最後に自分を信じ光を感じられたことで救われた思いがしました。
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お掃除をすると開運につながる っていうのは もうだいぶ前から信じられている トイレの神様とか流行ったり 徳を積むみたいなものだと ただそれをビジネスにしちゃうとは! 某片付けアドバイザーを思い出したりしつつ 最初の方は まあ掃除っていいことだし 体動かして心身ともにスッキ...
お掃除をすると開運につながる っていうのは もうだいぶ前から信じられている トイレの神様とか流行ったり 徳を積むみたいなものだと ただそれをビジネスにしちゃうとは! 某片付けアドバイザーを思い出したりしつつ 最初の方は まあ掃除っていいことだし 体動かして心身ともにスッキリするのはたしか うん、掃除しよ! とさえ思ったくらいで 面白くよんでたけど お金取り出したのがな〜 どんどん調子に乗っちゃったもんな〜 そりゃ何様かってなるよな〜 あと母親の彼氏?が イマイチなんなのかつかめなかった ため口でしゃべってるけど いくつくらい? なんかこの男のこと よくわからなかった
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