商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 草思社 |
| 発売年月日 | 2023/09/25 |
| JAN | 9784794226754 |
- 書籍
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戒厳令下の新宿
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戒厳令下の新宿
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
新型コロナウイルス流行の危機に際しては なんか現実味を感じられなかった 「ただの風邪」という言説もあったように コロナの流行がなくても 毎日たくさん人は死んでるわけで そんなに大騒ぎするほどのことか?と訝しみつつも 周りに合わせてマスクをつけたり 人と距離をとったり ワクチン接種...
新型コロナウイルス流行の危機に際しては なんか現実味を感じられなかった 「ただの風邪」という言説もあったように コロナの流行がなくても 毎日たくさん人は死んでるわけで そんなに大騒ぎするほどのことか?と訝しみつつも 周りに合わせてマスクをつけたり 人と距離をとったり ワクチン接種に行ったりした いちおう大人だからね 人は見た目が9割なる説もあるけれど ペストや天然痘のような見た目の症状ならば 受け止めも少しは違っただろうか 新コロ流行初期には、映画「復活の日」が再評価されたりして 人々に抑圧された終末願望が噴き出しつつあるのかと 呑気に考えたりした しかしそれがいま思えば 案外シャレになってなかったような気もする 疫病で滅びた世界を リモートで観察する悦楽 それをあの映画に読み取ることは可能だろう リモートによる本質とのデタッチメント それによって離人感にとらわれると 自分が滅びる可能性まで思いが廻らない デタッチメントを強制する空気が決定的になったのは 緊急非常事態宣言というものの出たあたりで それに過剰適応したのか何なのか 菊地成孔さんがサイトに掲載していたエッセイの文体は 語りかけからモノローグへと変化した そういう状況下にあっては 実際に新型コロナの陽性反応を得た者だけが 現実と向き合えるんだ 聞いた話じゃずいぶんしんどいものらしいね だけどこの陽性・陰性っていう言い方は なんだかネアカ・ネクラの分断に通じるものを感じさせますね 奇しくも「村上ラジオ」にコミットメントした直後 菊地さんはコロナ童貞を卒業する それで文体も元通りになっていくというストーリーならば ちょっと美しかったかもしれないが 残念ながらそこまではいかない 少なくとも言えることとして、生きている人々たちよ まだ死んだことがないという意味において 我らは死ぬまで童貞なんだ
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*星5つ相当です さすが成孔、元々ある特有の「節」もありつつ、さらに年を重ねた事で、細部や日常への愛も加味されて完全体に近づいてる感じがする。ジャズを知らない人でも読み応えあり。
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・本が出ればほぼ読むし、正直著者には嫌われそうだが、音楽も好きだけど、この人の文筆業務の方がより好きである。今回も最高でした。 ・何かめっちゃ元気出るんだよな。毎回。 ・見習うと痛い目に会いそうだから、程々にしときますが、楽しそうな人を見るとこっちも楽しい、みたいな事か?
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