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〈悪の凡庸さ〉を問い直す
2,640円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 大月書店 |
| 発売年月日 | 2023/09/25 |
| JAN | 9784272431090 |
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〈悪の凡庸さ〉を問い直す
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商品レビュー
4.7
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ユダヤ人を絶滅収容所に送る責任者だったアイヒマンを指して使う「悪の凡庸さ」は、本当に正しいのか?ということをアーレントの研究者や歴史学者の人たちが意見を交わし合う本。 最初は各人が自説をそれぞれ書き、後半は対談形式で「悪の凡庸さ」について語り合う構成になっている。 初見で読んだときは、まず最初の人が書いている内容をふむふむを読む。で、次の人の書いている内容を読むと最初に書いた人の意見と若干違うことを書いている(否定している?とも読める)。ん?と思いつつ次の人の書いているのを読むと前に読んだ人とまたちょっと違うのでは?みたいなことを書いている。みたいな違和感があって、最初は「????」だった。 本って最終的にひとつの答えが提示されるものだと決め込んでいたので、そうじゃなくて各人はそれぞれこう思っている。ここは同じだけど、ここは違う、みたいな感じで終わったので、そんな簡単なものじゃないのだなと思った。 ただ、アイヒマンが上からの命令を忠実に実行した小役人とか組織の歯車として動いた人物などではなく、自分の出世や功名心のためにどうすればより効率よく職務(ユダヤ人を絶滅収容所へ送ること)をこなせるかを自主的に考え、かつ実行するだけの独創性や自主性を持つ人物であった。けっして上からの命令でイヤイヤ仕事をしていたわけでも組織の歯車としてルーティーンで仕事をしていたわけでもない、というのは理解できた。
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思想研究と歴史研究で見解が異なるのは興味深い。アーレント擁護とナチス批判の対立が原因だろうが。尚、大月書店だからか安倍批判に絡めているのが余計かな。
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2025年4月12日、グラビティの読書の星で紹介してる男性がいた。→ブクログに書いてある説明を読んでさっぱりどういう本だか分からなかったけど、とにかくレビューが良くて、面白いという声が多いので難しそうだけど、読書のレベルアップしたら読みたい。 「田野大輔・小野寺拓也『〈悪の凡庸...
2025年4月12日、グラビティの読書の星で紹介してる男性がいた。→ブクログに書いてある説明を読んでさっぱりどういう本だか分からなかったけど、とにかくレビューが良くて、面白いという声が多いので難しそうだけど、読書のレベルアップしたら読みたい。 「田野大輔・小野寺拓也『〈悪の凡庸さ〉を問い直す』 ホロコーストという人類史における異様な到達点を、〈悪の凡庸さ〉として理解した気になっていないか。浅薄さとは程遠い画期的な「悪」をドイツ史学者は指摘し、哲学が応答する。20世紀は「悪」への考察ぬきにしては理解できないことを教えてくれる。 カンボジアからルワンダ、ユーゴからウクライナに〈悪の凡庸さ〉を濫用することによって引き出されるのは、冷笑的態度にすぎないのではないか。いたるところに悪を見出すのであれば、どうやって本当の悪、すなわち〈比類なき悪〉を見抜くことができよう。」
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