商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 明日香出版社 |
発売年月日 | 2023/09/19 |
JAN | 9784756922885 |
- 書籍
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めくるめく数学。
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めくるめく数学。
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4.1
9件のお客様レビュー
数学は得意でないし、苦手です。それでも、スラスラと理解できたらいいなと、興味とあこがれはあります。ほんとに驚きました。この本を読むと、びっくりするほど数学に対する理解がふかまって、どんな問題も解けるようになり・・・ません。そんな魔法の本はないとわかっていても、数学の本にはいつも...
数学は得意でないし、苦手です。それでも、スラスラと理解できたらいいなと、興味とあこがれはあります。ほんとに驚きました。この本を読むと、びっくりするほど数学に対する理解がふかまって、どんな問題も解けるようになり・・・ません。そんな魔法の本はないとわかっていても、数学の本にはいつも期待してしまいます。 日々の生活の中にみつかる31のテーマについて、「写像」?のように数学ワールドが紹介されています。 各テーマ、短くまとめられており、文章をよむだけでぼんやりとでもわかるように書かれていましたので、わたしも大きな苦痛を感じることなく、楽しく読み通すことができました。 いろんな事象から数学的要素をひろいあつめ、コンパクトにまとまっているので、夏休みの数学的自由研究テーマ探しにちょうどいい感じです。どなたか浮世絵の暑中見舞い作成されるそうですが、浮世絵と数学についても書いてありましたよ。 どれもおもしろかったのですが、わたしは「フィボナッチ数列」?が気になりました。 イタリアのフィボナッチさんが、1200年ごろの著作のなかに記載したそうです。一組のつがいのウサギが、1年後につがいは何組になるか、を考えたそうです。 この数列に出てくる数字をフィボナッチ数といい、この数字が世界のいたるところに隠れているそうです。有名なのは花の花びらの数がフィボナッチ数になっていること。生きものの形との関係が気になるので、関連書を読んでみたいです。 数学者の言葉の感覚についてもおもしろく感じました。 たとえば「黄金比」?は、数学的に「1:φ」となるらしいのです。それなのに、”調味料の黄金比レシピ”とかいって、「黄金比」を安易に使いすぎ!らしいのです。紀元前から「視覚的に万人に美しいと、認識される」数学の黄金比を学び、リスペクトしようとおもいます。 「22.かばんを買うとき」の話には「次元」?の説明がありました。これだと、「異次元の〇〇」とか言われると、数学者のかたは、やっぱりモヤっとするんでしょうね。 著者の三人の数学者のかたは、みなさん女子大あるいは女子高育ちのようです。女性が数学者になるために、数学に興味を持ったり、それを発展させるためには、女子高や女子大が有利なのでしょうか? もし、あとお二人追加して女性数学者5人で本書を書かれていたら「仮説検定」?できていたかもしれませんね。すでに研究されていそうですけど。 最後の「おわりに」で、WEBページ「数理女子」を紹介されていました。中高生へ数学の魅力を伝えるWEBページだそうです。このサイトを拝見すると、コラムやエッセイのほかに、夏休み向けの読書案内もありました。絵本とかもあるので、ぜひ参考にしたいとおもいます。 ※図表の文字が細くて・・・☆4です
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30の面白い数学の話と、最後にまだまだある数学の話、合わせて31の話が収められている。 フィボナッチ数列、トポロジー、素因数分解などは少し知っていたけれど、両手の10本の指で掛け算ができるとは知らなかった! 好きな九の段を思い浮かべて、9にかける数と同じ番号の指を折り曲げたら…...
30の面白い数学の話と、最後にまだまだある数学の話、合わせて31の話が収められている。 フィボナッチ数列、トポロジー、素因数分解などは少し知っていたけれど、両手の10本の指で掛け算ができるとは知らなかった! 好きな九の段を思い浮かべて、9にかける数と同じ番号の指を折り曲げたら…うわ!ほんとだ!と通勤電車の中で興奮した。 これ、学校で教えて欲しいなあ。 こういう小ネタがあると、「勉強って楽しい」と思えるから。 私が勉強を好きなのはこういう経験があるから。 好きだからといって、必ずしも成績最上位だったり試験に合格したりできるわけではないけれど……。 子供達に教えてみよう。 反応はイマイチかもしれないが、ママは「頭が良い!」って思ってもらえるかも! 『呪術廻戦』と無限の話も面白い。 私は人生で大事なことは大体『少年ジャンプ』で学んだのだが、数学まで学べてしまうとは。 すごいな集英社。 しかし本書の出版社は明日香出版社である。 本当にワクワクする世界だらけ。 例えば、 本の世界は二次元で、私たちの世界は三次元で、ドラえもんのポケットは四次元だが、私がカバンを買うときは13次元!? あみだくじは掛け算?! 推しのグッズの効率的な集め方?! 数学って楽しい。 こんなの考えたって食っていけない、そう、それはそう。 けれども、少しだけ賢くなれて、ワクワクできる。 それを積み重ねれば、明日が少し変わるかも。 全部を理解できなくても、「おもしろい!」は力になる。
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生活にまつわる数学を知れる。数学好きな自分にとっては知ってることが多く、文系向けの説明なためにややもどかしさがあった。数学がなんの役に立つのかわからないという高校生には良さそう。
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