商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 国書刊行会 |
発売年月日 | 2023/09/17 |
JAN | 9784336075192 |
- 書籍
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ドードー鳥と孤独鳥
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ドードー鳥と孤独鳥
¥2,970
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商品レビュー
3.9
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
仕事中に眺めたダ・ヴィンチでおすすめされていた本。 物語で読める古生物学入門!という感じで新鮮だった。知らない知識がいっぱい。と思ったらノンフィクションも書いている作家さんでした。なるほど。この本の前にドードー鳥のノンフィクションも書いているようだ。ボーちゃんとケイナちゃんが当たり前のように読んでいた基礎文献とかもいつか読んでみたい。 事実と物語が入り混じっているので読み慣れるまではちょっと時間がかかった。 終盤、北海道の神社の社宝が孤独鳥だとわかったからこそ連絡しなかったことが判明したシーン、ボーちゃん視点の読者にあまり開示されていなかったケイナちゃんの内面がついに開示されたようで、心がいっぱいになった。ドードー鳥と孤独鳥が自分達みたいだと言って過ごした鮮やかな時間がボーちゃんだけでなくケイナちゃんにとっても色褪せて無いことがとても嬉しかった。 命をめぐる科学ってむずかしいなとかも思ったけど、古生物学とか遺伝子化学?の話から自分を探す2人の物語とノンフィクションとフィクションの混ざり具合が絶妙でおもしろく読めた。 比喩表現の言葉が好きだな。
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人間の乱獲により絶滅してしまったドードー鳥。犯してしまった罪を思いせつなくなる。他の絶滅種にも触れ、過去から現在、未来へと進んでいく。自然豊かな百々谷の描写にも心が踊る。 生物そのものだけではなく、彼らがいる背景も含めて見ていく視点を知った。
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SF。著者の「ドードーをめぐる堂々めぐり」を読んでいたのでフィクションだとはわかっていたのだけど、その取材力が活かされていて一部ノンフィクションであり、それによってものすごくリアルな話に感じる。「ドードーをめぐる堂々めぐり」でも感じたけれど読後もワクワクした気持ちがとまらない。
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