商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2023/09/13 |
| JAN | 9784334100377 |
- 書籍
- 文庫
葬る
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葬る
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商品レビュー
4.5
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『葬る』…親しい人を見送った経験のある人は、少なからずこの問題に向き合ったことがあるはずだろう。お墓や霊園、納骨堂での埋葬に限らず、樹木葬や散骨、手元供養など、時代とともに葬法の考え方も家族のあり方も移り変わっていく。 主人公の麻依は、鎌倉にある石材店の娘であり、墓石を売るのが...
『葬る』…親しい人を見送った経験のある人は、少なからずこの問題に向き合ったことがあるはずだろう。お墓や霊園、納骨堂での埋葬に限らず、樹木葬や散骨、手元供養など、時代とともに葬法の考え方も家族のあり方も移り変わっていく。 主人公の麻依は、鎌倉にある石材店の娘であり、墓石を売るのが仕事だ。彼女が25歳からいまの令和5年に45歳になるまで、様々な葬儀の依頼の中で会社を立ち上げていくのが、いくつかのエピソードで描かれている。 麻衣の会社もそうだが、葬儀会社などの事業者側からは、『散骨』はビジネスになると取組を始めることも多くなったようだ。調べたら2021年に事業者向けガイドラインまで厚生労働省から出されている。(その後、国土交通省からも) 小説内でも語られるが、『お墓』をつくることで、子孫が代々世話をし、寺にお布施を続けなければならない。もしこの習慣が無かりせば、墓石屋やお寺自体の経営もままならなくなるから、それは無くならない。しかし、これは故人への供養?なのだろうか。『家』の歴史や血筋を受け継ぐようなものは、必ず守らねばならないのか…そんな問題提起もあった。だから、自分の死期を悟った人が、樹木葬や散骨して欲しいと言うのも、理解できる気がする… 『葬る』という形は様々だが、その旅立ちは残された誰かが見送らなければならない…当たり前のことではあるが、改めて深く考えるキッカケになった。
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色々な葬り方がありますが、僕は墓に入りたくないです。出来れば海に散骨して貰いたい。百歩譲って土に還りたいです。どこの墓とか関係なく狭い空間に入れられるのが嫌だし、墓参りにも全然来て欲しくないので、根本的に墓要らないです。 そんな色々な人々の心にある人生のフィナーレを考えさせられる...
色々な葬り方がありますが、僕は墓に入りたくないです。出来れば海に散骨して貰いたい。百歩譲って土に還りたいです。どこの墓とか関係なく狭い空間に入れられるのが嫌だし、墓参りにも全然来て欲しくないので、根本的に墓要らないです。 そんな色々な人々の心にある人生のフィナーレを考えさせられる本です。
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