商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2023/09/15 |
JAN | 9784047376595 |
- 書籍
- 文庫
リスになってしまった婚約者が、毛嫌いしていたはずの私に助けを求めてきました。
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リスになってしまった婚約者が、毛嫌いしていたはずの私に助けを求めてきました。
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
家族からも婚約者からも酷い扱いを受けてきたアメリア。セドリックがリスになってしまったのは不運だったかもしれないけれど、結果的には良かったのかも?と思えてくる。こんなことがなかったら、アメリアの環境やアメリアの家族の本当の顔が分かることはなかったと思うから。どんなことをしても罪悪感...
家族からも婚約者からも酷い扱いを受けてきたアメリア。セドリックがリスになってしまったのは不運だったかもしれないけれど、結果的には良かったのかも?と思えてくる。こんなことがなかったら、アメリアの環境やアメリアの家族の本当の顔が分かることはなかったと思うから。どんなことをしても罪悪感を抱かない家族、罪悪感を持ちながらも何もしなかった家族。どちらもアメリアにとって必要ではないから、関係のない人たちになれるのは嬉しいと思えてしまって悲しくもなる。今まではいなかった味方を得たからには、これまでの分も平穏に暮らせるといいな。と思った。薬師としても活躍していきそうだし。
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初期のセドリックも「このクソガキ」(言葉が悪い)と思いはしたが、彼はリスになったことでアメリアの現状を自分の目で見ることになり改心が早かったから、まあいいとして。 問題は義弟の方だった。 途中いい奴かもなシーンもあったけれど、結局は最後まで「このクソガキ」で事足りるという。 その分、ちゃんとアメリアたちによる報復というかざまあ展開があったので、すっきり。 残念ではなく当然の展開である。 義弟くんよ、(家族も含めて)悔い改めよ。 アメリアの家族、程度の違いはあれど実母以外は誰もいい人じゃなかったし。 一番やばいのは義弟くんだとしても、父親も大概だったから。 最後の最後で評価を落としに自ら来るとは思わなかったよ。 離れて正解だ。 セドリックにとっては災難以外の何物でもなかっただろうが(彼に薬をもった犯人は上記から大体想像できよう)お陰で見る目は養われたはず。 敵だと思っていた人が味方だったり、親切だと思っていた人が真逆の性格だったり。 荒療治だが得るものは多かったはず。 アメリアも諦め切っていたところから、自分の主張を通せるところまでやる気出せたし。 よかったよかった。 ただ、まだリスの方が好きだと言われてしまったセドリックの恋は前途多難かもしれない。 でもラストの展開を見ると、ある件が関係性を進展させるブースターになるかも。 ラストのその後を想像すると、ニマニマできる話だった。
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