商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | かもがわ出版 |
| 発売年月日 | 2023/09/04 |
| JAN | 9784780312898 |
- 書籍
- 書籍
秋葉原事件を忘れない
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
秋葉原事件を忘れない
¥2,090
在庫あり
商品レビュー
0
2件のお客様レビュー
・無差別殺傷事件、テロリズム化する犯罪は「死刑制度」があるからといって、完全になくなるわけではない。「人を殺した人は死に値する」という一見正論に見える考え方は、すぐにその主語が他のマイノリティに変わる危険性を孕んでいる。 ・国家が人を殺すには、執行官やそこに付随する生身の人間の...
・無差別殺傷事件、テロリズム化する犯罪は「死刑制度」があるからといって、完全になくなるわけではない。「人を殺した人は死に値する」という一見正論に見える考え方は、すぐにその主語が他のマイノリティに変わる危険性を孕んでいる。 ・国家が人を殺すには、執行官やそこに付随する生身の人間の決断が伴っている。結局は人が人を殺している構造に過ぎない。 ・加害者と世間が行き着く「自己責任論」の脅威。社会は個人を包括している。自己責任だけで完結するほど単純な世界ではない。非正規雇用の蔓延とそれに伴う貧困は明らかに政策や福祉の失態であり、個人の責任だけは原因ではない。
Posted by 
自己責任を内面化させて、誰にも頼れず、頼り先もやり方もわからず、国家と個人の間は希薄で、そこを埋めるように陰謀論やニヒリズムが入り込む。追い詰められて、追い詰められて、その限界は、より弱いものに向かって破裂する。 次の加藤、植松、山上は必ず出続けると思った。この本で語られているこ...
自己責任を内面化させて、誰にも頼れず、頼り先もやり方もわからず、国家と個人の間は希薄で、そこを埋めるように陰謀論やニヒリズムが入り込む。追い詰められて、追い詰められて、その限界は、より弱いものに向かって破裂する。 次の加藤、植松、山上は必ず出続けると思った。この本で語られていることは、秋葉原事件当時の話なのに、現在は、マシになっているどころか、さらに酷くなっている。
Posted by 
