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これだけは知っておきたい 統一教会問題

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2023/08/30 |
JAN | 9784492224137 |
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これだけは知っておきたい 統一教会問題
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
朝鮮半島の近現代史や政治、日本や米国で何が起きていたか、教義について、と多面的に書かれていて、非常に読み応えがあった。センセーショナルでウケやすい「統一教会問題」に踏み込んだ一冊。書き手によって、好みが分かれるかもしれず、私はある章はあんまり面白くなかった。
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日本と韓国の宗教史、および日米韓の国際的な関係を中心に統一教会問題を捉え直す。統一教会のルーツは、1930年代に朝鮮半島北部で発生したキリスト教の神霊派集団にある。これらの集団はシャーマニズム的要素があって正統なキリスト教の教義から大きく逸脱しており、主流派からは異端と見なされていた。 統一教会には、エバがサタンと性的関係を持ってしまったことを人類の堕落と捉え、信者同士の家族形成を通してサタンの血統から神の血統に転換する必要がある、という世界観がある。 統一教会の合同結婚式では、とりわけ日本人女性と韓国人男性のカップルが多く誕生する。これは、韓国と日本をアダムとエバに例えることから生ずる。つまり、堕落のもととなったエバはアダムに対する負債がある⇔日本は植民地の罪という、韓国に対する負債があることから、日本人女性が韓国人男性に嫁いで罪を償っていくことが必要となる。 江戸末期以降の新興宗教は、たしかに権力におもねることなく自律的な宗教活動を展開したという評価もできる。だが、オウムの事件によって新興宗教は肯定的側面以上に、その反社会性が取り上げらている。
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宗教学者、弁護士、創価学会2世などが書いている。宗教学者の説明からはそもそも統一教会がどういう成り立ちでどういう教義なのかがよくわかった。例によって読んでもすぐ忘れてしまうが、文鮮明が始めてから数年でかなりの政治的影響力を持つようになったらしい。文鮮明はそもそも北朝鮮から戻ってき...
宗教学者、弁護士、創価学会2世などが書いている。宗教学者の説明からはそもそも統一教会がどういう成り立ちでどういう教義なのかがよくわかった。例によって読んでもすぐ忘れてしまうが、文鮮明が始めてから数年でかなりの政治的影響力を持つようになったらしい。文鮮明はそもそも北朝鮮から戻ってきた人らしく共産主義は徹底して反対で、反共という点で政権にすり寄ったらしい。アメリカでも日本でも同じ。勝共連合ってよく知らなかったけど、力を持っていたのだった。韓国とアメリカではいろいろ問題が発覚して勢いが衰えたが日本でだけ非常に長期にわたって人権侵害が続き、しかも警察もメディアも腫れ物にさわるようだったのはなぜか、本書はこの疑問を解くためのものだそうだ。聖書の創世記の部分の解釈が特殊で、エバがりんごを食べたのはサタンと性交して悪い血が入ったということで、そのごアダムと性交したので人間はすべてサタンの血が入ってしまっている。それを汚れない血にしなければならないので文鮮明と性交したり(は実際にはしない?)結婚後の3日間の体位が決められていたりする。集団結婚式も文鮮明が写真だけ見て勝手にマッチングするらしく日本人女性が韓国人男性と結婚することが多いというが、その日本人女性は、日本が韓国を植民地化したことで人々を苦しませたのだからお詫びしなければならないので韓国に苦しみに行く。そのことが信仰することになる。汚れない血の子をたくさん設けることも義務のようだ。また、お金を払うことが信仰を積むことになると言われて真面目な人ほど申し訳ないという気持ちで深みにはまったらしい。弁護士が書いた章では裁判記録も出ているが、本当に言葉巧みに人を誘導するものだと思った。
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