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夢ノ町本通り ―ブック・エッセイ―
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夢ノ町本通り ―ブック・エッセイ―

沢木耕太郎(著者)

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夢ノ町本通り ―ブック・エッセイ―

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2023/09/29
JAN 9784103275244

夢ノ町本通り ―ブック・エッセイ―

¥1,980

商品レビュー

3.7

8件のお客様レビュー

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2024/05/25

沢木耕太郎さんの読書量 真似ができるレベルではない ノンフィクション作家 私自身ノンフィクションが苦手なせいか、いつも読むのに時間がかかってしまう 本書から学んだ多くの本 山本周五郎を含めメモをした 沢木さんのフィクション読んでみたい 一冊ぐらいは書いて欲しい もし、既に書かれて...

沢木耕太郎さんの読書量 真似ができるレベルではない ノンフィクション作家 私自身ノンフィクションが苦手なせいか、いつも読むのに時間がかかってしまう 本書から学んだ多くの本 山本周五郎を含めメモをした 沢木さんのフィクション読んでみたい 一冊ぐらいは書いて欲しい もし、既に書かれているなら紹介して欲しい

Posted by ブクログ

2024/01/10

本書は著者が30年余りの文筆活動の中で各紙(誌) に掲載された〈本を巡るエッセイ〉を一冊に集めたもの。 これまでも著者の本に関するエッセイは何冊か読んできた。書店でたまたま見つけた際、はたして今回は…と目次に目をやれば〈秋に買う〉とタイトルに惹かれ、 しばし立ち読み。 話の舞...

本書は著者が30年余りの文筆活動の中で各紙(誌) に掲載された〈本を巡るエッセイ〉を一冊に集めたもの。 これまでも著者の本に関するエッセイは何冊か読んできた。書店でたまたま見つけた際、はたして今回は…と目次に目をやれば〈秋に買う〉とタイトルに惹かれ、 しばし立ち読み。 話の舞台は2019年晩秋の大阪。これまでの来阪目的は仕事であったが、今回は旅は司馬遼太郎記念館での講演はあるものの、メインは天神橋商店街にある古書店巡り。 即、大阪滞在記に入るかと思ったら肩透かしを食らう。先ずなぜこの旅に至ったのか7,8年前のエピソードを開陳。冒頭より鶴瓶さん登場。続いて、南光さん・文珍さんと来て天満天神繁盛亭に至り、関西人にとっては馴染み深い固有名詞が次々登場、極め付きは、おはようパーソナリティ道上洋三です…。 前説を経て、ようやく天神橋商店街に繰り出す沢木さん。古書店で見つけた本の話しは脇役。執拗かつ克明に記載するのは、美味いものにありつけなかったトホホな飯事情、投宿先ホテルの所感。 沢木耕太郎って、こんなに飯にこだわる人なのねと新発見。まぁ気ままなひとり旅となれば、楽しみと言えば地の美味いものにありつくことだしな…と、ひとり納得。この大阪滞在記、まだまだ続きそうなのでレジへ。そして喫茶店へと向かう。 このエッセイ、二枚腰よろしく大阪の旅の後日談に再び南光さんが登場。南光さんたっての頼みに応じて、再度大阪に足を運ぶことに。それも『こちらからそちらに向かいます!』という快諾とともに。 この〈秋に買う〉は約40ページ費され、本書の中では一番の長編であり、シンプルなタイトルとは真逆の巨編の体を成し、書評集に無理矢理収めた感のある異彩を放つ旅エッセイ。 書評については、今回も山本周五郎について多くのページを割く。今回は秀作の短編。歴史小説ではなく時代小説という舞台で、市井に生きる庶民や流れ者に含蓄のある言葉を吐かせたり、庶民の哀歓描写に本領を発揮した山本周五郎。 僕は山本周五郎の小説は10冊程度しか読んでおらず浅学を承知で言えば、落語と山本周五郎の世界は相通ずるものがある。南光さんとの長い付き合いも、南光さんが長年沢木作品の愛読書であり、無類の読書家ということもあるにせよ、その仲立ちをしているのは山本周五郎ではないのかな。 今回の感想は、ひとつのエッセイに絞り書いた。たまたま立ち読みした本の一編に誘われ、そのまま喫茶店にまで導かれるという展開になり、愉しくも豊かな読書タイムとなった。

Posted by ブクログ

2023/12/18

沢木耕太郎は裏切らないな、と読み終えて唸らされる。「読書」、つまり沢木が十八番とする「旅」や「観戦」といった外向的/アクティブなテーマとはある意味真逆と言っていい内向的なテーマを扱ったエッセイが並んでいるのだけれど、沢木らしいストイシズムはここでも貫徹されていて読者を安心させる。...

沢木耕太郎は裏切らないな、と読み終えて唸らされる。「読書」、つまり沢木が十八番とする「旅」や「観戦」といった外向的/アクティブなテーマとはある意味真逆と言っていい内向的なテーマを扱ったエッセイが並んでいるのだけれど、沢木らしいストイシズムはここでも貫徹されていて読者を安心させる。本の読み方に正解などないのだろうが、沢木はその己に正直で無理のない(がゆえに偏りもある)読書を通して自己を形成させ、成長させ鍛えてきた人物なのだろうとぼくは受け取る。この本を読むとその軌跡が感じ取れ、こちらの背筋も自ずと伸びてくる

Posted by ブクログ

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