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幸運には逆らうな 創元推理文庫
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幸運には逆らうな 創元推理文庫

ジャナ・デリオン(著者), 島村浩子(訳者)

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幸運には逆らうな 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2023/08/31
JAN 9784488196097

幸運には逆らうな

¥1,210

商品レビュー

4.1

17件のお客様レビュー

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2024/09/04

人気の「ワニ町」シリーズ、はや6作目。 お話の中では、大して日が経ってません!けどね(笑) フォーチュンは、CIAの秘密工作員だが、暗殺されそうになり、田舎町に潜伏。 ルイジアナのシンフルは、町の中を流れる川を時々ワニが泳いでいるような、一見のどかな小さな町だった。 夏の間だけ...

人気の「ワニ町」シリーズ、はや6作目。 お話の中では、大して日が経ってません!けどね(笑) フォーチュンは、CIAの秘密工作員だが、暗殺されそうになり、田舎町に潜伏。 ルイジアナのシンフルは、町の中を流れる川を時々ワニが泳いでいるような、一見のどかな小さな町だった。 夏の間だけ、図書館の司書が大叔母の遺産整理に来たという設定だったが、フォーチュンが町に来た途端、なぜか次々に事件が起こり始める。 アイダ・ベルは陰で町を牛耳っているしっかり者の高齢女性、相棒のガーティはおっちょこちょいで色々やらかすけど、かっては二人とも軍にいた強いおばあさんズなのだ。 すっかり仲良くなった3人は、事件に首を突っ込み、屋根を乗り越え、ボートで暴走することに?! 町長となった嫌味なシーリアが、ご長寿の保安官を罷免して、いとこのネルソンを任命。たちまち、町は何かと滞り始める。 そこへ爆発事故が起き、密造酒の製造所と思われていたのが、覚せい剤に関わっていたと発覚。 深刻な事態に、スワンプスリー(上記の3人組)がほっておけるわけもない。 保安官助手で実質的に仕事を切りまわしていたカーターは前回の事故で休職中、何しろあまり日が経っていないのだから(笑) フォーチュンが手に入れた新しいボートに、スピード狂のアイダ・ベルが大興奮、一方ガーティは違う風に大はしゃぎで、大変なことに‥(笑) どんどん話が進み、小説で声を立てて笑っちゃう、って貴重。 シリーズが続いてくれることに、本気で感謝しておりますよ☆

Posted by ブクログ

2024/07/23

大好きな「ワニ町シリーズ」第六弾。 もう楽しくて要所要所でニヤニヤが止まらない。職場の昼休みに笑いをこらえるの大変でした。相変わらずかっこいいアイダ・ベルとトンチンカンなガーディ。フォーチュンのユーモアセンスにも磨きがかかってる。あとがきで、アメリカでは25作も出ていると知り、生...

大好きな「ワニ町シリーズ」第六弾。 もう楽しくて要所要所でニヤニヤが止まらない。職場の昼休みに笑いをこらえるの大変でした。相変わらずかっこいいアイダ・ベルとトンチンカンなガーディ。フォーチュンのユーモアセンスにも磨きがかかってる。あとがきで、アメリカでは25作も出ていると知り、生きてる間に読めるのか心配になりました。翻訳ペースアップして欲しいです。

Posted by ブクログ

2024/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ワニの町シリーズ第6弾。 あらすじ  新市長シーリアは権力を暴走させ好き放題して町を支配しようとしている。手始めに今の保安官をやめさせ、新しく自分のいとこネルソンに変えると言い出した。カーターはまだ怪我で休職中だ。  そんな時、町外れの家屋が爆発する。原因は覚醒剤。製造工場になっていて、密売人と思われる男性の死体も見つかる。フォーチューンは町のマフィアと手を組み、エアボート(超高速のボート)も手に入れ、「湿地3人組」で捜査を開始する。調べを進めていくうちに、「スワンプ・バー」に関係者がやってくると見当をつけ潜入することにする。ガーディとフォーチューンがバーにふさわしい格好(タトゥーのように見えるインクなど)をして。そして関係者を見つけたが、それはネルソンだった。ネルソンは捜査で知った覚醒剤依存者に密売の仲介をさせていたのだった。 《感想》  カテゴリーとしてはコージーミステリーなのかな。ミステリー部分は堅実。特に今回は町の住人ではない覚醒剤密売人なので、ゼロからの捜査だった。3人はコツコツ真面目に捜査に集中している。ただ捜査の合間にガーディのコメディー部分、さらに今回はアイダ・ベルのスピード狂の部分まで出て来て、ストーリーをかき回してい。この3人の会話の掛け合いは面白いし、リズム感がある。誰か一人が何か言ったら後の登場人物がポンポンポンポン気の利いたセリフを返すところはアメリカのコメディ・ドラマを見ているようだった。  アメリカ?南部特有?の文化が垣間見えるのも面白い。ティーンエイジャーたちがキャンプをする時にはお目付け役の大人が必要だそうだ。あとは、あとガーディのバッグに入っていると期待されたヴェポラップって、マッサージクリームとして使われているみたい。  さらにさらに今回は出てくる食べ物がいつにもまして美味しそう。いつものカフェ、フランシ-ンのお店のバナナプディングはもちろんのこと、お祭りなどの屋台に出てくるファンネルケーキ(細めのドーナツみたいなもの)とか、ザリガニをポテトと一緒に辛めの味付けをしたものなど、日本にはなさそうなものが出てきた。  主人公、フォーチュンの恋愛模様はミステリー小説としては丁度良い塩梅だ。フォーンチューンはシンプルの街に来てから人生を楽しむとか人生の意味などに思いを馳せるようになった。ガチャガチャして複雑な日常の暮らしというのもありかなと思い始めている。まあこれだけ刺激が強かったら、スパイだって退屈しないと思う。  ミステリー部分も、その他の部分も、お笑いをそのバッチリな作品で次回も楽しみ・・・というか、今回一番びっくりしたのは解説にあった、この作品が25作まで出ているっていう事。日本でもずーっと出版してほしい。

Posted by ブクログ

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