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ニュルンベルク裁判 1945-46(上)
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ニュルンベルク裁判 1945-46(上)

ジョウ・J.ハイデッカー(著者), ヨハネス・レープ(著者), 森篤史(訳者), 芝健介(監修)

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ニュルンベルク裁判 1945-46(上)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2023/08/30
JAN 9784560093672

ニュルンベルク裁判 1945-46(上)

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2025/06/23

上・下にわたるノンフィクションの大作だ。 上巻については、没入感に浸れず違和感を残して読み終えた。それでも慣れればと思い頁を捲ったが最後までしっくり来なかった。 人類史上最悪のナチスの犯罪をニュルンベルク裁判の記録を通して新たな事実や事の本質を発見できればと期待して読み始めた。し...

上・下にわたるノンフィクションの大作だ。 上巻については、没入感に浸れず違和感を残して読み終えた。それでも慣れればと思い頁を捲ったが最後までしっくり来なかった。 人類史上最悪のナチスの犯罪をニュルンベルク裁判の記録を通して新たな事実や事の本質を発見できればと期待して読み始めた。しかし描写が表面的で忙しなく現実感が足りず当初の思惑は外れた。原作は1958年の作品で当時の感覚と今の意識との乖離なのか、あるいは自分の思いが過ぎたのか。古本屋で見つけて手にした時の感触は格別だったのに・・・。 狂気、侵略、裏切り、人種差別、暴力・・・、 凡そ人間にとって悪とされることは網羅している。 ヒットラー主導の侵略戦争の経緯・列強同士の駆け引き・ユダヤ人弾圧、犯罪性の確定・被告の捜索逮捕・事実検証・検察側の尋問・被告当事者の認否及び証人喚問などナチスの一連の犯罪行為と裁判のプロセスが淡々と描写される。 時系列で矢継早な羅列、その論調は事の重大さに比して単調だ。翻訳も含め作者の表現がやや無機質で深掘りや奥行きが感じられない。学者や専門家の分析と違いジャーナリストの感覚というのはこんなものなのだろうか、手慣れた作業という感じがしないでもない。これが版を重ねる歴史的にも著名な作品だとは知らなかった。 ナチスの発生から実際の侵略戦争と残虐行為をヒットラーとともに担った上級幹部への責任追求。大戦後を主導する連合国側が正義を御旗に裁く「ニュルンベルク裁判」。ジョウ・J・ハイデッガーがまとめた裁判の記録であり、期待は後半に集まる。

Posted by ブクログ