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P&G式 「勝つために戦う」戦略 ウィザードブックシリーズ
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P&G式 「勝つために戦う」戦略 ウィザードブックシリーズ

A.G・ラフリー(著者), ロジャー・L・マーティン(著者), 酒井泰介(訳者)

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P&G式 「勝つために戦う」戦略 ウィザードブックシリーズ

2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 パンローリング
発売年月日 2023/08/04
JAN 9784775973172

P&G式 「勝つために戦う」戦略

¥2,420

商品レビュー

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2024/07/16

超一流マーケッターの輩出企業であるP&Gの戦略論。プレーブックと称する「戦略的選択カスケード」という思考プロセスを持って、ステップごとに具体的事例を用いて解説しており、分かり易い。P&Gの戦略といえば「OGSM」が有名だが、これらを刷新した内容となっている。 1...

超一流マーケッターの輩出企業であるP&Gの戦略論。プレーブックと称する「戦略的選択カスケード」という思考プロセスを持って、ステップごとに具体的事例を用いて解説しており、分かり易い。P&Gの戦略といえば「OGSM」が有名だが、これらを刷新した内容となっている。 1.勝利のアスピレーションは何か?(憧れ) 2.どこで戦うか?(戦場選択) 3.どうやって勝つか?(戦法) 4.どんな能力が必要か?(中核的能力) 5.どんな経営システムが必要が?(経営システム)

Posted by ブクログ

2024/03/16

P&Gといえば、マーケティングに焦点が当てられがちだが、本書は2000年~2009年にP&Gが取り組んだ競争戦略について分析されている。その期間、P&Gの売上は倍増、利益は4倍になっている。経営者として率いたのが、著者の1人であるA・G・ラフリー、彼を戦略...

P&Gといえば、マーケティングに焦点が当てられがちだが、本書は2000年~2009年にP&Gが取り組んだ競争戦略について分析されている。その期間、P&Gの売上は倍増、利益は4倍になっている。経営者として率いたのが、著者の1人であるA・G・ラフリー、彼を戦略参謀として支えたのが共著者のロジャー・L・マーティンというわけだ。 ロジャー・L・マーティンはHBSのポーターらが創設した戦略コンサルティングファーム、モニターグループ(現・モニターデロイト)の出身なので、分析の枠組みも基本的にはポーターの競争戦略論に則っている。 本書で紹介されている「選択カスケード」は非常に有用だと感じる。 【メモ】 ・戦略とは、ある企業を業界において独自のポジションに位置づけ、それによって、競争相手に対して、持続可能な優位性やより優れた価値を生み出すもの ・選択カスケード ①どんな勝利を望んでいるのか? ②どこで戦うか? ③どうやって勝つか? ④どんな能力が必要か? ⑤どんな経営システムが必要か? ・低コスト -コストやコスト構造の組織的な理解 -たゆまぬコスト削減 -順応しない顧客を犠牲に標準化 ・差異化 -顧客についての深い総合的理解 -強烈なブランド理解 -イノベーション →持続的な競争優位性 ・勝てる活動システムとは、実行可能で、明快で、防御可能なもの ・戦略論理フロー ①業界分析 -セグメンテーション:戦略的に明瞭に識別できるセグメントはどこか? -構造:そのセグメントは構造的にどう魅力的なのか? ②消費者価値分析 -流通チャネル:どんな属性が流通チャネルにとって価値を生むのか? -最終消費者:どんな属性が最終消費者にとって価値を生むのか? ③相対的ポジション分析 -中核的能力:自社の能力蓄積は競争相手に比べてどうか? -コスト:自社のコストは競争相手に比べてどうか? ④競争他社分析 -競争相手は当社の行動にどう反応するのか? ⑤戦略的選択 ・ミクロ経済学→勝つためには低コスト戦略か差異化戦略しかない

Posted by ブクログ

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