商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | イカロス出版 |
発売年月日 | 2023/06/19 |
JAN | 9784802213042 |
- 書籍
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作戦指揮とAI
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作戦指揮とAI
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作戦指揮、C4ISRなど、基礎の話題が始まっており、 第二次世界大戦時代の作戦の例示などもあり、 後半のAI活用、作戦概念の変化の話題まで順序よい章構成となっている。 私のような初心者でも非常に分かりやすく読破することができた。 陸、海で地理的、環境的条件などは異なるが、 指揮...
作戦指揮、C4ISRなど、基礎の話題が始まっており、 第二次世界大戦時代の作戦の例示などもあり、 後半のAI活用、作戦概念の変化の話題まで順序よい章構成となっている。 私のような初心者でも非常に分かりやすく読破することができた。 陸、海で地理的、環境的条件などは異なるが、 指揮のためには情報の伝達と集約があり、 それに対する意思決定の伝達が発生することはきょうつする。 作戦指揮のためには抗堪性と信頼性のある通信、集約した情報の演算、統一の状況図の描画等が必要となる。 第二次世界大戦時代は防空作戦においても人の手で模型や図を更新していたが、 ビークルもしくは兵器の移動速度の高まりから、 人手で演算、図示などは難しくなった。 コンピューターに代替可能なものは代替していく流れは自然なことであった。 軍事におけるAI活用は工学的センサーで捕捉した目標の識別、衛星画像からの捜索目標の一次選別等がすでにあるが、 今後の実現として指揮管制の一部をAIに任せて、 人は必要な部分のみ意思決定していくことも考えられている。 今後は陸海空に加えて、宇宙サイバー領域での作戦指揮が必要になり、 作戦状況の画を描き、作戦を調整することは一層高度になる。 コンピューターの分野では、 作戦指揮に関する処理は分散化させる概念も始まっている。 そうすることで、システム全体の抗堪性などが確保できる。 日本においても作戦領域の広がりに応じて、 作戦指揮に必要なシステム(コンピューター分散化技術含む)、AI活用(どこにどのように使いたいかの構想を含む)、領域横断に対応できる作戦指揮構想など、 議論を深める必要を感じた。
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指揮の概念から平易に書き始めて、指揮システム、及びそこにおけるAIの活用等、軍隊における作戦指揮・運用に関する基本的な内容が理解できるようになっている。 値段に対する本の薄さが若干気になるところだが、簡易な読み物としてちょうどよい内容だと思われる。
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