商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 誠文堂新光社 |
発売年月日 | 2023/07/12 |
JAN | 9784416523308 |
- 書籍
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知られざるマヤ文明ライフ
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知られざるマヤ文明ライフ
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商品レビュー
3.4
7件のお客様レビュー
チチェン・イッツァ遺跡に行ったことがあるので懐かしくて、ブク友さんのレビューを見て読みたくなった。 この本はイラストが多く、わかりやすくて楽しい。気分転換にピッタリだった。 私が行った時は遺跡の階段で頂上まで登れたけど、その数年後に転落事故があって今ではもう登れなくなっていた...
チチェン・イッツァ遺跡に行ったことがあるので懐かしくて、ブク友さんのレビューを見て読みたくなった。 この本はイラストが多く、わかりやすくて楽しい。気分転換にピッタリだった。 私が行った時は遺跡の階段で頂上まで登れたけど、その数年後に転落事故があって今ではもう登れなくなっていた。 確かに手すりのない365段を登るのはすごい怖かったし、何より降りるのが恐怖で座りながら一歩ずつ降りたことを思い出す。 この本には球技場で「負けた戦士」のリーダーは生贄になると書いてあったけど、現地では「勝った戦士」のリーダーが生贄になると言っていた。 それならわざと負けるけど…と思うけど、当時は生贄になることは名誉だったらしい。 今とは全く違う価値観が興味深くて、マヤ文明に心惹かれる。 ◆マヤ文明メモ ・マヤ式のサウナで身も心も清めていた。 ・主食で非常に大切な食べ物のトウモロコシ。大切すぎて、人々はトウモロコシから生まれたと信じられてきた。 生後4.5日の赤ちゃんに板を当て縄で結んで、数日そのままにして頭の形までトウモロコシにしていた。 ・王さまは「放血の儀式」なる、ものすごく痛そうな方法で自らの身を削っていた。 ・儀式では、お酒、タバコ、幻覚キノコが欠かせなかった。王さまがお尻から直接吸収させている絵もあるそう。王さまは大変だ。 儀式中は音楽との相乗効果でトランス状態になる。 ・13世紀になると内紛からチチェン・イッツァは弱体化。そこへスペイン人が到来してスペイン植民地時代が始まる。 ・16世紀にスペインから宣教師のキリスト教布教により、彼らが大切にしていた精神世界までも破壊され、差別と搾取を受けて貧しい暮らしを強いられる。 ・現在でもマヤ諸語を話す現代マヤ人は存在する。 ブク友さんありがとうございます。◕‿◕。
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イラストも多くて子供でも楽しめそうな内容。現代社会とは異なる未知の文化にロマンがある・・のだが、かわいいイラストながら、生贄の身体がぱっくり割かれているような描写であったりと、どれだけオブラートに包んでも、我々の価値観では想像し得ないマヤ文明の信仰と死生観が滲み出てくる。 紀元...
イラストも多くて子供でも楽しめそうな内容。現代社会とは異なる未知の文化にロマンがある・・のだが、かわいいイラストながら、生贄の身体がぱっくり割かれているような描写であったりと、どれだけオブラートに包んでも、我々の価値観では想像し得ないマヤ文明の信仰と死生観が滲み出てくる。 紀元前2000年頃にメキシコ南東部で誕生し、 紀元250年から900年頃に最盛期を迎え、都市国家が繁栄したマヤ文明。高度な天文学とカレンダー、独自の文字体系や巨大なピラミッドや神殿を建設した。また、トウモロコシやカカオを栽培し、灌漑システムを利用。 多くの神々を信仰し、人身御供などの儀式を行った。そう、人身御供だ。 心臓の摘出、斬首、腹裂きなど。 創造と再生の象徴、神々への捧げ物、政治的な力の誇示、儀式的なものであったという。 それと印象的だったのは、肉体改造。トウモロコシの形に似せようと、頭を挟み込んで変形させる。それ以外にも、歯を削ったり、わざと斜視にさせるという文化もあったようだ。斜視が美しいもの、とされるのは、現代のサブカルでも通用しそうなセンスかも知れない。こうした信仰や儀式のアクが強いのは、それだけ自他を区別する必要があったという事なのだろうか、それとも、為政者の個性が中和されずに受け入れざるを得ない構造的な理由によるのだろうか。 やがて環境破壊、政治闘争、外敵の侵入、それらによる疫病などが原因で9世紀頃から衰退し、16世紀にスペイン人により滅亡。マヤ文明の研究は今も継続されている。新たな発見を楽しみにしたい。
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古代メキシコ展がおもしろかったので読んでみました。人身供犠、生贄と聞くと残酷な感じがしますが、それは現代の価値観であり、当時の人々にとっては神様と繋がる大切な儀式だったそうです。実際にマヤ文明の遺跡に行ってみたいです。
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