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キラキラとギラギラ(2) ハルタC
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キラキラとギラギラ(2) ハルタC

嵐田佐和子(著者)

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キラキラとギラギラ(2) ハルタC

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2023/07/14
JAN 9784047374836

キラキラとギラギラ(2)

¥792

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2024/03/25

1巻の感想でも書いたけど、劇画風と少女漫画風のキャラクターが同じ画面に居合わせたら面白かろう、という思い付いた事をやってみたもん勝ちな学園異文化交流日常コメディ。 ヒロイン〈姫路ルル〉の環境適応力の高さは健在。「美術室の……魔術師 ‘美術なのか魔術なのか’」(p28)や「怪我が...

1巻の感想でも書いたけど、劇画風と少女漫画風のキャラクターが同じ画面に居合わせたら面白かろう、という思い付いた事をやってみたもん勝ちな学園異文化交流日常コメディ。 ヒロイン〈姫路ルル〉の環境適応力の高さは健在。「美術室の……魔術師 ‘美術なのか魔術なのか’」(p28)や「怪我が治っちゃった」(p111)といった、俄かには受け入れ難い事態にも少女漫画風に速やかかつ少女漫画風に的確なコメントを放れる優等生な狂言回し役。 かたやの劇画勢の方はだんだん重みと暑苦しさが失われてきており、単なるボケやコメディ担当っぽくなってきている。彼らには彼らなりの文化や常識があるはずなので、彼らの世界のシリアスさや空気が損なわれてしまっては本末転倒である。いっそ笑いに振り切るのであれば『魁!!クロマティ高校』の雰囲気がわりかし近いように思う。 新キャラ・美術室の魔術師こと〈平等院秀樹〉は確かにキザでいけすかない良いキャラなんだけど今一つハジけや破天荒さが足りない。『こち亀』の星逃田みたいな旨味を備えるにはもうちょっとわかり合う為の時が必要かもしれない。 せっかくの林間学校の見開き場面とかは、「男塾名物・直進行軍」を髣髴とする鬼気迫るような空気が物足りない。 既視感の寄せ集めで終わるか‘ならでは’を作り出せるのか、勝負の3巻へ続く。 1刷 2024.3.25

Posted by ブクログ

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